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子供部屋はおしゃれじゃなくていい

 皆さんには子供はいますか?急にパーソナルな質問。
 私にはもうすぐ三歳になる子供がいます。
最近ベビーベッドを撤去したついでに子供部屋の模様替えをしました。今は子供部屋について書きたい気分です。

個人的に、子供部屋のコーディネートで頭にいれておくポイントは以下の3つだと思います。

①子供と大人は違う生き物
②お金どれだけかけていいのかわからない問題
③おもちゃとのつきあい方

それぞれ説明していきます。


①子供と大人は違う生き物

これはすごく大切なことだけど、子供が産まれる前はイマイチ実感できていない気がする。

まず実用面で言うと、例えばおもちゃは子供の手が届く範囲に置いておくとか、取り出しやすいようにしておいた方がいいですよね。自分の手が届くところにないものは遊びようがありません。あと子供が片付けやすくするのも忘れずに。そうした方が親が助かるし、整理整頓の癖もつきます。

あとは安全面。子供が寄りかかったら倒れそうなものとか、引っ張ったら落ちてきそうなものとかは撤去するのが無難ですかねー。事故の可能性をゼロにするのは難しいですが、なるべくこども目線になって、事故を予防しておくべきかと。

あと見た目の問題。大人好みのものと、子供好みのものはたいてい違いますよね。もちろん子供にもよりますよ!大人っぽい趣味の子もいるかもしれないし。でもくすみカラーやモノクロで統一された部屋を子供が気に入るとは限りません(なんか一部の人を怒らせそうな文章)。

私も子供の希望を100%叶えてあげるとは言いません。何事にも限度というものがあります。例えば壁紙を全面アンパンマンにしたいと言われても普通にNO。どうせ何年かしたら飽きるだろうし、リビングから常にアンパンマンを見ていたくない…(子供部屋はリビングに隣接しています)
多分今後は、子供の希望と親の趣味を適度にすりあわせる方向性でいくと思います。あくまで理想ですけどね。


②お金どれだけかけていいのかわからない問題

 世の中の人ってどれだけ子供部屋にお金かけてるんですかねぇ。
唐突な問いかけですみません。これはポイントというよりは純粋な疑問なんですよね。
子供は成長と共に必要な家具が変化していきますよね?背丈が伸びたり、手先の器用さも変わっていったり。
いやずっと使える家具もあるにはあると思うんですよ。我が家はチェストは大きくなってからも使うかなーと思ってちょっとお金かけました。と言ってもベルメゾンの4万くらいのやつ。これってチェストの値段としては高いの?安いの??4万のチェストは長いこと使えるもの???

取っ手だけZARA HOMEのもの。


おもちゃ棚は使うとしても小学校までかなぁ。でも無理やり使おうと思えば使える…のか?

ここにメイク道具をしまう日が…?

ちなみに、おもちゃ棚は確か1万2千円くらいのもの。プリントの繊維板が安っぽいけど、子供の成長に合わせて形を変えられるのでこれにしました。
ちなみにトップ画像は3Dプリントの月の照明で、確か5千円くらい?割りとリーズナブルだと思います。

あと、家具をどれだけキレイに使えるのかも重要ですよね。たまに、自分が子供の頃使っていた家具を親が大事にとっていてくれて、自分の子供に引き継ぎました!みたいな素敵エピソード披露している方もいるけど、それってすごく聞き分けがいい子ですよね?うちの子はこんな感じなんですが…

クレヨンってどうやったら消えるんだろ

これを無垢板の家具とかにされたら立ち直れない。

ここで何か役に立つポイントめいたことが言えるとしたら、「お絵かきコーナーまわりは
汚されてもいい家具にしておく」ですかね。
椅子は二千円くらいの安い折り畳み式のプラスチックのやつだし、テーブルは家で余っていたニトリの激安のもの。値段はもう覚えていない…

ダークな色合いだからクレヨンがいくらはみ出してもどんとこい


③おもちゃとのつきあい方

インテリアが好きな方なら、飾る雑貨などは色やらテイストやらをある程度キュレーションしている方もいるかと。でも「おもちゃをキュレーションする」ってほぼ不可能。というか「おもちゃをキュレーションする」というセンテンス自体が「ゴジラが後片付けをする」と同じくらいバグってる。おもちゃというものは基本的に飾るものではなく、子供が遊ぶものですからね。
子供のおもちゃは優しい色合いの木製のおもちゃだけ!という鉄の意思を貫いている方もいるかもしれませんが、そんな人は多分日本で3人くらいのはず。
言うまでもありませんが、その3人に私は含まれていません。それに個人的には、子供の誕生日プレゼントにおしり探偵のぬいぐるみをリクエストされたら、買ってやる親でありたい……

SNSにのっている子供部屋がおしゃれに見えるのは、おもちゃを写していないからでは??写してても小道具みたいなおしゃれなやつに限定してるはず。おもちゃというのはインテリアの面から言えば厄介な存在ですが、同時に子供にとっては大切な宝物もしくは友達であり、親にとっても子育てにおける大事なヘルプ要員だと思っています。
私はおしゃれかださいかは関係なく、おもちゃと共生していくことにしました。まぁおもちゃとのつきあい方は人それぞれ。SNSにのっている写真は一旦置いておいて、おもちゃとの距離感を一度じっくり考えてみることをおすすめします。

ポイント①②③をまとめると、子供部屋を無理に(大人の目から見て)おしゃれにする必要はないんじゃないかなぁということです。タイトルでもう言ってたね。
ただ、子供ができたら全てを諦めろと言っているわけではありません。出来ることだってあります。次回は私が実践していることを実例をあげて紹介していきます。どうかあまり期待しないでお待ちください。

それではまた。



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