私は教員を目指す大学院生である。そして今日は実習の最終日が終わり帰るところだ。帰りはいつも車で実習にいく私を含めた3人でラーメンを食べて、私と友達1人は駅で降ろしてもらいタバコを吸ってそれぞれのホームへ別れを告げた。ホームに立っていると隣は部活後音楽を流しながら笑い合う3人組高校生4人組が並んだ。もうあの頃には戻れないんだなと思いながら電車に乗った私は早速イヤホンをつけ爆音でandymoriの「ファンファーレと熱狂」を流した。andymoriは大学から聞き始めたが、なぜか小中
頭の中が爆音で聞こえない中環状線を歩く今 環状線を暴走するバイクの音も聞こえやしない 癖のあるビートとともに強大な三次元を爆音のギターに空間に密かに目立つベースの音が頭から明日のつま先まで軍隊の防具をまとうかのように染み渡る。 爆音から時間が音速を遊ぶかのように過ぎる。 ride speed of sound 音速に乗って 意識的に気づく。 何日たったのだろう。 爆音はぼくを無の世界へと導いた。 ふと気づけば二次元の箱の中 座っていまだに爆音は鳴り止まない。 二次元の世界に
秋空で乾いた風の吹く今日。 バイトの面接終わり公園の喫煙所でハイライトを吸いながら Dinosaur Jr.の名盤「Without a Sound」 を聴いている。 Dinosaur Jr.はご存知だろうか。 アメリカのオルタナロックバンドで ノイズのきいたギターサウンドにきだるい感じのヴォーカルJの声が癖になる。 私は今日みたいに少し晴れた日に聴くのが日課である。Jの声は日々溜まった鬱憤も全部忘れさせてくれる。 そうこう言いながら地下鉄で家まで帰っている。帰って溜まった洗濯