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デモンスミス×千年エクゾデッキ解説

割引あり

1.はじめに

ゆうき二十代と申します。
この度、デモン千年エクゾを使用してDUERIST KING CUPで64人中8位を取れましたので今回記事を書くことにしました!

実は千年エクゾデッキは3月の段階からプロキシを作って使い始め、YCSJでも使用したデッキなので、そこそこの戦績を残せてすごく嬉しいのでテンション上がって記念に書きました(笑)

こういった記事を書くのは2回目となります。
前回は混ぜ物ナシの純千年エクゾデッキについての記事を書きました!
(前回の記事↓)

無料部分だけでも合わせて読んでもらえると嬉しいです!!!

さて、前置きはこの辺にして、今回のこの記事では無料部分で【DKCで使用したデモン千年エクゾ】の解説、有料部分で【実践を経たうえで昇華、再構築したデッキの解説】及び【弱点と対策】等を説明します。

2.デッキ解説

まずはじめに、なぜデッキが60枚なのか、誘発や永続魔法と永続罠の採用枚数等は前回の記事で解説していて内容が被るため説明は省きます。

そして今回解説するデッキがこちらになります。

DKCの前日に急にデモンスミスを入れたため粗削りな構築ですが、強かったためそのままDKCに持ち込みました。
千年エクゾにデモンスミスを入れる強みとして

・デモンスミスに誘発を使わせて本命を通せる
・1枚初動が増える
・妨害を追加できる
・捲り性能のアップ

の主に4点があります。

その分、純の強みであった増殖するG、原子生命態二ビル、ドロール&ロックバードに対する受けがかなり悪くなるという弱点も抱えてはいますが…

【採用カードと採用理由】

『メインデッキ』

千年ギミック

  • 《封印されし》モンスター5枚
    幻の召喚神エクゾディアの特殊召喚に必須なため採用

  • 千年の眠りから覚めし原人 3枚
    他のデッキへの出張もしばしばあり、原人+盾のような手札の際にこのカードから入ることで、相手目線ではレベル8モンスターを場に用意し、後続のサーチまでされその後の展開に繋げられてしまうカードのため誘発を誘いやすく、灰流うららや幽鬼うさぎの有無をチェックをし、安全に盾の効果を通しに行くということができるため3枚投入。

    このカードに増殖するGを打たれて弾けなくても原人、盾、幻エクゾの3枚ドローで理想盤面を築けます。

  • 千年王朝の盾 3枚
    現状は千年の十字に直接触れるカードがこのカードしかないため文句無しの3枚投入。

  • 千年の宝を守りしゴーレム 3枚
    2枚初動であり、他に任意のモンスターが必要になります。

    ゴーレム初動はあまり強くないですが、千年の十字が発動を無効にされなくなる点、モンスターである点、レベルが6であるためベアトリーチェの素材になれる点から3枚採用しています。

  • 石版の神殿 2枚
    ゴーレムと同じく2枚初動。他に任意のモンスターが必要です。

    今回、フィールド魔法を手札に加える手段が豊富なのとデッキ枚数調整のため2枚としていますが、ドロール&ロックバードが流行っているため3枚とし神殿から盾を置いて盾効果で十字をサーチした後にドロバを受けるという展開をめざす方が良いかもしれません。

  • 千年の十字 3枚
    このデッキの核となるカード。

    この手の融合モンスターを出すカードは灰流うららに引っかかりやすいのが常ですが、パーツを自慢するだけで幻の召喚神エクゾディアの特殊召喚ができる破格の性能。

    千年モンスターを無賃で出せる千年アイテムでもあるため3枚採用。

  • 怒りの業火エクゾード・フレイム 1枚
    以前は2枚入れていたカードです。

    調整の結果このカードが2枚入っていないと勝てない、2枚目がないから負けたという場面がほぼなかったため枚数を減らしました。
    今後2枚に戻ることは大いにあります。

  • 魔神火焔砲 1枚
    前回の記事で『諸刃の剣』だとか『ロマン砲』とかまあまあ酷評したカード。

    このカード自体が相手のターンで伏せて次の自分のターンで使用という流れになるため、自分のターンの展開の際にエフェクト・ヴェーラーを打たれなければ次の相手のターンのドローでエフェクト・ヴェーラーを引かれていない限り10000パンチが通るだろうということで思い切って採用。

    実際このカードの守備貫通のおかげで勝てたり、不利な状況を守備貫通持ち10000パンチで覆しキルしたりとかなり活躍したカード。

    しかし6回戦目でPSYフレームギア・γにより効果を付与した幻の召喚神エクゾディアの効果発動を無効にされ10000パンチが通らず負けたのでやっぱり諸刃の剣のロマンカードです。(笑)

計21枚

デモンスミスギミック

  • 魔を刻むデモンスミス 3枚
    このギミックの核となるカードのため3枚採用。
    千年エクゾにおいて初動になるのは勿論のこと、展開した次ターン以降の打点補助、相手のモンスターを墓地に送る除去として利用でき小回りが利くカードです。

  • 魔轟神ルリー 1枚
    ギミックに必要なため採用。
    素引きしたこのカードの召喚からでもデモンスミスに触れるのは偉いです。
    それ以外の使い道はほぼない。
    たまーに召喚してリンク値を増やしたり、神殿で手札から置くモンスターになったりします。

  • 刻まれし魔の詠聖 1枚
    ギミックに必要なため採用。
    魔を刻むデモンスミスからサーチし、ルリーをサーチの上捨てて展開していく現環境ほとんどのデッキで見るお決まりの動きのためのカードです。
    枚数を2枚にしても良さそうでした。

    計5枚

架け橋ギミック

  • 救いの架け橋 1枚
    デモンスミスギミックからベアトリーチェを展開し落とすことでフィールド魔法+宝玉獣をサーチできるカード
    神殿をサーチすれば宝玉モンスターもサーチできているため手札から置くモンスターに困らない初動カードとなり、魔法族の里をサーチすれば蓋もできます。

  • 宝玉獣コバルト・イーグル 1枚
    架け橋でフィールド魔法と一緒にサーチしてくるカード。
    なぜこのカードなのかというと素引きした場合に召喚すれば自身の効果でデッキに戻ってくれるからです。ディスアドではありますが…

  • おろかな副葬 2枚
    架け橋を落とすことで1枚初動となるため2枚採用。
    他にも稀に怒りの業火エクゾード・フレイムを落として墓地・除外状態のエクゾディアパーツをデッキに戻す段取りをしたりします。

    計4枚

蓋をするカード

  • 魔法族の里 1枚
    このカードがあるかないかで天盃龍への勝率も変わってきますし、デモンスミスやスネークアイ、ユベルなんかも魔法を止められるだけで大幅にパワーをダウンできるので採用。
    幻エクゾがいるから他のフィールド魔法で良いのではという意見もあると思います。
    よく見るのが《王家の眠る谷-ネクロバレー》ですね。

    幻エクゾは禁じられた一滴に弱い点、2体並んでいない限り1度しか無効にできない点、現環境、魔法カードからの展開が強力な点から僕はこちらを採用しています。

  • 次元の裂け目 3枚
    蓋をするカードというよりはこちらの苦手な永続魔法状態の千年モンスターへの幽鬼うさぎや幻エクゾへのエフェクト・ヴェーラーのケア札として当初は採用しましたが、ケアするついでに相手に刺さるカードで蓋もできるので3枚採用。

  • カイザーコロシアム 2枚
    幻の召喚神エクゾディア+このカードで蓋をしイージーウィンを狙うカードです。
    千年モンスターを展開してしまった場合はそれらでトップハットヘア等を出した後に千年の十字を発動することで十字のデメリット効果でテーマ外モンスターをバウンスし幻エクゾ1体にします。

  • サモンリミッター 2枚
    単純にこれで蓋をするだけで現環境に刺さりますし、幻エクゾ+怒りの業火+このカードでイージーウィンを狙えるカードであるため採用。
    自分にも刺さるため注意が必要です。

    計8枚

誘発即時効果のカード(手札誘発)

  • 灰流うらら 3枚
    単純に強い手札誘発のため3枚採用。
    こちらに除外ギミックがあるが捨てて発動なため除外ギミックと喧嘩しないので最大数採用しています。

  • 増殖するG 3枚
    除外ギミックと喧嘩しますが通った際のリターンが一番大きいため最大数採用。

  • ドロール&ロックバード 3枚
    現環境にかなり刺さる誘発なため最大数採用。
    除外ギミックと喧嘩しますがそこは割り切り。
    最悪、神殿で置くモンスターにします。

  • ディメンション・アトラクター 2枚
    環境にぶっ刺さるカード。
    このカードだけで機能停止するデッキも多々あり、こちらは大して被害を被らないカードなため最大数採用。
    こちらのターンのエフェクト・ヴェーラーや幽鬼うさぎ、ドロール&ロックバード辺りをケアできる点も魅力的です。

  • エフェクト・ヴェーラー 2枚
    誘発の枚数調整で入れたカード。
    正直微妙です。他のカードでも良い。
    朔夜しぐれなんかでも良いかもしれませんね。

  • 無限泡影 3枚
    後引きでも間に合うカードのため最大数採用。
    しかし、こちらにカードを用意しこのカードをケアするギミックが一定数あり、それらが流行ったら採用枚数を減らすのも視野です。

    計16枚

その他のカード

  • 惑星探査車 1枚
    ほぼテラフォーミングと採用理由は同じ。
    こちらはモンスターであることが非常に大きいです。

  • テラフォーミング 1枚
    初動をふやしつつ、蓋をするカードにもなれるため採用。
    3枚目の石版の神殿をこのカードに変えた形です。
    神殿をサーチすることで初動に、里をサーチすることで蓋をするカードになります。

  • 墓穴の指名者 2枚
    後引きでも一定の仕事をし、このデッキにおいて灰流うららを無効にできる唯一のカードのため採用。

  • 金満で謙虚な壺 1枚
    初動を探したり、蓋をするカードを探したり、灰流うららを誘ったりできるカードのため採用。

  • 影帽師 1枚
    トップハットヘアでセットするカード。
    おそらく《碑像の天使-アズルーン》を入れているデッキのが多いとは思います。

    このデッキにおいては《盃満ちる燦幻荘》にチェーンをし、フィールド魔法《盃満ちる燦幻荘》を無効化することでかなり天盃龍に勝ちやすくなるためこちらを採用しています。
    他にもユベルなんかのスローンやペインを無効化したり、使用する場面は多々あります。

    他にもカイザーコロシアム適用中に自分のモンスターが除去された場合、このカードを出すとカイザーコロシアムの効果を再度適用させつつ戦闘破壊されないモンスターを展開できるため割と耐えれます。

    計6枚でメインデッキの合計60枚

『エクストラデッキ』

千年ギミック

  • 幻の召喚神エクゾディア 2枚
    このデッキの核となるカード。
    3回目を出すことはないため2枚採用。
    1枚でも良いが2枚目がないと負ける時もあるため2枚採用しています。

    計2枚

デモンスミスギミック

  • 刻まれし魔の鎮魂棺 1枚
    ギミック上の必須カード。
    このカードを場の魔を刻むデモンスミスに装備することで破壊で除去をできないモンスターを墓地送りで除去できる点もかなり魅力的です。
    ギミック的に1枚で事足りるため1枚採用。

  • 刻まれし魔ラクリモーサ 1枚
    デモンスミスギミックのほかにモンスターを+1体用意できる際にセクエンツィアから出してベアトリーチェに繋げます。
    墓地へ送られた場合のバーンダメージによりキルラインを下げることができる部分がたまにありがたい時があります。

  • 刻まれし魔ディエスイレ 1枚
    取り敢えずで入れてしまったカード。
    ほぼ出ない。他に入れるカードがあるなら真っ先に抜くカード。
    出れば強いです。
    このカードと交換でサロスナンナを入れた方が良いです。

  • 刻まれし魔の大聖棺 1枚
    デモンスミスギミック以外にモンスターを用意できる場合に使用し、ラクリモーサを出すカード。

  • 永遠の淑女 ベアトリーチェ 1枚
    デモンスミスギミックから出し、救いの架け橋を落とすためのカード。

    計5枚

その他のカード

  • サイコエンドパニッシャー 1枚
    このデッキの影のエース。
    ライフが減ってしまった場合にワンチャンを狙うカード。
    魔神火焔砲を採用したことにより出番がほぼなくなりました。

  • アクセスコード・トーカー 1枚
    エクゾ展開で決まらなかった際のフィニッシャーとしての採用。
    千年の眠りから覚めし原人+セレーネ素材のこのカードでカードを3枚程度相手のカードを破壊しつつ、キルを取ることを目指します。

  • 神聖魔皇后セレーネ 1枚
    ATK5300のアクセスコード・トーカーを作るためのカード

  • 崔嵬の地霊使いアウス 1枚
    リンク値を伸ばしセレーネに繋ぐカード

  • リンク・スパイダー 1枚
    胴体以外のエクゾパーツ2枚からリンク値を伸ばすカード。
    アウスに繋いだり、リトルナイトを出すために使ったりします。
    マッチ2戦目以降は動きがバレているため、原人は特殊召喚できたけど盾にうららを打たれてエクゾを出せないみたいな時に原人+アクセスコード・トーカーでキルを取りに行く際に使うことが多いです。

  • リンクリボー 1枚
    リンクスパイダーで展開した際に使うカード。
    エクゾの腕や足2枚からこのカードを間に挟むことでリトルナイトに行けたり、アクセスコード・トーカーの破壊枚数を増やしたりできます。

  • S:Pリトルナイト 1枚
    このカードじゃないと突破できない盤面が多々あるので採用。
    除外での除去がやっぱり強いです。

  • 影法師トップハットヘア 1枚
    主に展開に使用した千年モンスター2体からリンク召喚しデッキから永続罠をセットすることで妨害数を増やしつつ、十字でバウンスできるためカイザーコロシアムがある際などにモンスターを減らすことができます。

    千年の十字の制約から先行で出してもエクストラに戻るため、次ターンに魔法罠の除去をするためにも使用でき、千年モンスター展開前にこのカードを出しておくことで、魔法罠ゾーンから千年モンスターを出した際に相手の魔法罠を除去することができます。

    計8枚で合計15枚

『サイドデッキ』

  • D.D.クロウ 3枚
    ほぼデモンスミスギミックの入ったデッキとしか当たらない読みで入れました。
    ルリーを飛ばしてデモンスミスギミックを停止させたり、ベアトリーチェで落としたカードを除外して本命の動きに繋げることができなくなるようにするために採用したカードです。
    深淵の獣だとルリーの特殊召喚を許してしまうのと光、闇しか除外できないためこちらを採用。

  • ラーの翼神竜-球体形 3枚
    先行展開された制圧モンスターを3体を問答無用で除去できるため採用。
    ただしこのカードを対象に取ったり、攻撃対象にできない点には注意が必要。

  • 溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム 3枚
    ラーの翼神竜-球体形と同じ理由での採用。
    こちらは除去できるのが2枚ですがこのカードを殴れるのが有難かったりします。

  • 三戦の号 3枚
    基本的には千年の十字をサーチするためのカードとしての採用です。
    マッチ2戦目、3戦目ではおそらく盾の効果を止められるため、そういった場合にこのカードから十字を直接持ってきます。
    たまに無限泡影や拮抗勝負をサーチする場合もあります。

  • 拮抗勝負 3枚
    神碑、R-ACE相手に強いかなと思って入れましたが当たらなかったため試せていないです。

    計15枚

3.基本展開

このパートでは基本的な展開について解説します。
前回の記事で解説した魔神火焔砲を使わない千年エクゾギミックでの8000キルまでの展開例は説明を省きます。

展開は実に簡単です。

①千年の十字を発動し幻の召喚神エクゾディアを特殊召喚する

②自分エンドフェイズに怒りの業火エクゾード・フレイムをセットする

③相手のターンで幻エクゾ+怒りの業火+αで妨害

④相手のエンドフェイズに魔神火焔砲をセット

⑤自分のターンのスタンバイフェイズに1000ライフ失う

⑥自分のターンで魔神火焔砲を発動し幻エクゾに効果を付与

⑦幻エクゾ効果発動でライフを半分払い魔法罠を破壊し封印されしモンスターを装備

⑧守備貫通持ちの攻撃力10000の幻エクゾで殴って勝ち

めちゃくちゃ簡単ですね!(笑)
この展開の①~⑧までを

A展開

とします。あとはいかにA展開に繋げていくかです。

千年ギミックでの展開

パターン1:千年の眠りから覚めし原人からの展開
必要カード:《千年の眠りから覚めし原人》1枚

①《千年の眠りから覚めし原人》の効果を発動し永続魔法扱いで置く

②2000ライフを払い原人効果を発動し、特殊召喚の上、《千年王朝の盾》をサーチ

③《千年王朝の盾》の効果を発動し永続魔法扱いで置く

④2000ライフを払い盾効果を発動し、特殊召喚の上、《千年の十字》をサーチ
→A展開へ

この展開だと残りライフが4000となります。
原人+盾でモンスターが2体いるため十字の発動前にトップハットヘアを出すことで妨害数を+1することができます。

パターン2:千年王朝の盾からの展開
必要カード:《千年王朝の盾》1枚

①《千年王朝の盾》の効果を発動し永続魔法扱いで置く

②2000ライフを払い盾効果を発動し、特殊召喚の上、《千年の十字》をサーチ
→A展開へ

この展開だと残りライフが6000となります。

パターン3:千年の宝を守りしゴーレムからの展開
必要カード:《千年の宝を守りしゴーレム》1枚+任意のモンスター

①《千年の宝を守りしゴーレム》の効果を発動し永続魔法扱いで置く

②2000ライフを払いゴーレム効果を発動し、特殊召喚の上、《石版の神殿》をサーチ

③神殿を発動→効果を発動し手札の任意のモンスターとデッキから《千年王朝の盾》を永続魔法扱いで置く

④2000ライフを払い盾効果を発動し、特殊召喚の上、《千年の十字》をサーチ
→A展開へ

この展開だと残りライフが4000となります。
ゴーレム+盾でモンスターが2体いるため、原人展開と同じく十字の発動前にトップハットヘアを出すことで妨害数を+1することができます。

神殿で置くモンスターがゴーレム以外の千年モンスター(原人か盾)だった場合、フィールドに原人+盾+ゴーレムとなるためサロスナンナを入れていれば原人+盾からサロスナンナを出し、デモンスミスギミックを使いデモンスミス+ゴーレムでベアトリーチェをエクシーズ召喚
効果で架け橋を落とし里をサーチできます。

パターン4:石版の神殿からの展開
必要カード:《石版の神殿》1枚+任意のモンスター

①神殿を発動→効果を発動し手札の任意のモンスターとデッキから《千年王朝の盾》を永続魔法扱いで置く

②2000ライフを払い盾効果を発動し、特殊召喚の上、《千年の十字》をサーチ
→A展開へ

この展開だと残りライフが6000となります。

《おろかな副葬》スタートだと救いの架け橋を副葬で落とし、救いの架け橋を除外し効果を発動、石版の神殿と宝玉獣コバルト・イーグルをサーチ
→上述の展開のパターン4からA展開へ行けるため任意のモンスターが必要なくなります。

デモンスミスギミックでの展開

①《魔を刻むデモンスミス》の効果を手札から捨てて発動し、《刻まれし魔の詠聖》をサーチ

②《刻まれし魔の詠聖》を発動し《魔轟神ルリー》をサーチの上、そのまま捨てる

③《魔轟神ルリー》の効果で特殊召喚し《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚

④《刻まれし魔の鎮魂棺の効果》を発動しデッキから《魔を刻むデモンスミス》を特殊召喚

⑤墓地の《魔を刻むデモンスミス》の効果をデッキにルリーを戻して発動し墓地から特殊召喚

⑥《魔を刻むデモンスミス》2体で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚

⑦ベアトリーチェの効果で《救いの架け橋》を墓地に送る

⑧《救いの架け橋》を除外し効果を発動し、《石版の神殿》と《宝玉獣コバルト・イーグル》をサーチ
→千年ギミック展開のパターン4からA展開へ

この展開ではベアトリーチェ+盾の2体のモンスターが並ぶためトップハットヘアを出すことで妨害数を増やすことができます。

基本展開は以上となります。
上述の展開は手札が1枚か2枚からできる展開となっていますので、残りの手札で蓋をする、妨害をする、相手の妨害を貫通し展開するといった戦い方になります。

現環境、強力な魔法カードが多いため幻エクゾ+里の布陣を作れると勝ちやすかったです。

特にマッチ2戦目以降のこちらが先行の場合、確実に《ハーピィの羽箒》《大嵐》《コズミック・サイクロン》等のバック除去を積まれることが多く、これらのカード+《禁じられた一滴》を合わせて引かれていると簡単に捲られてしまうので尚更《魔法族の里》が強いです。

4.まとめ

前回に引き続き千年エクゾデッキの解説を書かせていただきました。
こういったものを作成するのはまだ2回目で、至らない点が多かったとは思いますがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
お読みいただた方に少しでも千年エクゾデッキの魅力が伝わっていれば幸いです。

ここから先は購入していただいた方に対しての記事となります。
内容としては
・DKC及び友人との調整会を経て昇華したデッキの構築解説(3タイプ)
・デッキの弱点及びケア方法で僕が実践していること
などを書いています。

簡単に言うとあまり教えたくない、『ここに誘発を打たれると弱い』みたいなことや『自分が使っている千年エクゾの最新構築』です。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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