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【MTGA】紙束粗製乱造記録〈ボロスダニサ〉【スタンダードBO1】

 前回までの記事を読んでくださった方はありがとうございます。そうでない方は初めまして。今回は,というよりこのシリーズは表題の通り,毎日私が粗製乱造している紙束の一部を簡単にご紹介いたします。それほど深く考えて組んだデッキではないので,カード1枚1枚の採用理由について述べるいつもの形式ではなく,いきなりデッキリストを掲示したうえでコンセプトなどの軽い説明を入れる感じになります。ご了承ください。
※注意※
・フォーマットはMTGAスタンダードのBO1(サイドボードよくわからんので)
・使用カードはアリーナ専用カードを除くスタンダード範囲内のカード
・気持ち良さ,楽しさ重点(?)
・筆者は構築もプレイもド下手糞です。ガチ下手糞な素人のデッキ構築過程が記された記事はなかなかないので,希少価値だけはあるのではないでしょうか。需要があるかは分かりません。

1.デッキリスト〈ボロスダニサ〉

デッキ
3 ベナリアの希望、ダニサ (DMU) 15
9 平地 (HBG) 292
3 刃を持つ者、アスター (DMU) 194
10 山 (HBG) 304
4 兎電池 (NEO) 157
3 蜥蜴丸 (NEO) 153
3 市民の鉄梃 (SNC) 8
3 英雄の家宝 (DMU) 231
3 雲鋼の麒麟 (NEO) 8
3 永岩城の修繕 (NEO) 34
3 運命的不在 (MID) 18
3 胸躍る可能性 (DMU) 148
3 ラフィーンの密通者 (SNC) 26
1 金色の両翼 (SNC) 238
1 勇敢な姿勢 (VOW) 42
4 日没の道 (VOW) 266
1 スランの門 (DMU) 259

ボロスダニサ

2.なんだこの紙束は!?

 団結のドミナリアにて収録された「ベナリアの希望,ダニサ」をうまく使いたかった感じの紙束です。

 ベナリアの希望,ダニサは白含む5マナで先制攻撃,絆魂,警戒を持つ4/4の伝説の人間・騎士です。素のスペックだけでも優秀ですが,これはさらに戦場に出たときに手札か墓地のオーラか装備品1つをダニサに付けた状態で場に出すことができます。オーラはひとつ前のローテーションで多くがスタン落ちしてしまったので,今回は装備品を軸にデッキを組んでみました。
 というのも,現スタンには神河:輝ける世界にて収録された換装持ちのアーティファクト・クリーチャーがたくさんいますからね。素では換装コストが重く使いづらい換装持ちのコストを踏み倒してやろうという魂胆でデッキを作り始めました。

 …が,結局作る過程でボロスが一番いいんじゃね?となり,ふたを開けてみるとコストの重い換装持ちがほとんど抜けるという…。原因は同じく団結のドミナリアにて収録された「刃を持つもの,アスター」ですね。

 刃を持つもの,アスターは,白赤含む5マナ4/4の伝説の人間・戦士で,ETBでライブラリートップ7枚から機体か装備品を1枚持ってくることができ,さらに自分のコントロールするすべての機体に搭乗1,すべての装備品に装備①を付与する能力を持ちます。ローテ前にいたブルーノー・バトルハンマーを強化した感じですよね。パワー修正がなくなったため完全上位互換ではないですが,自分で装備品を補給できるようになったのは間違いなく強力な点です。
 要するに「ダニサとアスター採用するならもうボロスじゃね?」となり,換装持ちがほぼすべて低マナ域に存在することから3色目を足すのも難しく,ダニサが装備して強い換装持ちという条件で探していったときに,速攻付与できる兎電池,二段攻撃付与できる蜥蜴丸,飛行と強力な常在型能力を使用できる雲鋼の麒麟だけになってしまったという感じですね。ダニサが墓地からも装備品を引っ張ってこれるため,墓地を追放したい獅子の飾緒とは相性悪そうだなってことで今回は不採用。

 一応換装持ち以外の装備品として市民の鉄梃英雄の家宝を採用しました。市民の鉄梃はダニサが墓地から持ってこれるので置物除去能力を使いまわせて強そうだなという感じ,英雄の家宝は伝説ならスタッツ修正だけじゃなく速攻とトランプルを付与できるので,特にダニサと相性良さそうだなという感じでの採用です。

 あとはダニサかアスターが来ないと弱いので,探しに行きつつ墓地に装備品を仕込むためのルーティングとして胸躍る可能性ラフィーンの密通者を採用。密通者は装備品のつけ先としても序盤のクロックとしても活躍してくれるいぶし銀的な感じでした。

 あとは5マナまで届かせたいので,土地伸ばし兼追加クロック兼換装持ちのリクルート手段として永岩城の修繕を採用。これと胸躍る可能性のおかげで5マナまでは安定して届きます。ルーティングで落としたクロックを釣れるのもいい感じ。

 市民の鉄梃で置物は割れるので,クリーチャーとPWに対応する除去として運命的不在を採用。あとはバットリとしても使える勇敢な姿勢をピン挿ししてみました。

3.回し方

 序盤は換装持ちクリーチャーでライフを詰めつつルーティングでダニサかアスターを探します。永岩城の修繕によるリクルートやダニサの能力で墓地から引っ張ってこれるので,ライフが不安な時は躊躇なくチャンプブロックしちゃいましょう。
 5マナに到達したらダニサかアスターをキャストします。ダニサに装備するのは速攻を付与できる兎電池か英雄の家宝を優先します。次点で飛行を付与できる雲鋼の麒麟ですかね。アスターの場合は場にある装備品しか装備できないですが,回避能力を付与できる雲鋼の麒麟がベストでしょうか。ダニサに絆魂がついているため,一度殴れればライフレースをひっくり返すこともできます。
 結論として一番ダニサと相性が良かったのは英雄の家宝でした。5マナパワー6先制攻撃絆魂警戒トランプルが速攻ですっとんでいくのはなかなか強いですな。
 …もともと換装コストの重いクリーチャーの装備コストを踏み倒す目的で組み始めたのが,なんか企画倒れ感ある結論になってしまいました。だからこそいつもの形式ではなくこのような感じで紹介させていただいたのですがね。

 まあダニサ自体は普通に優秀で,全体的にも使っていて楽しい感じのデッキでしたので,使ってみてもいいんじゃないでしょうか。今後は鬼の刃とか小手の使い魔とか,他の色の組み合わせも使用してみたいですね。

3.蛇足

 今回はデッキの内容も記事の内容もずいぶんショボい感じになってしまいましたが,このシリーズは今後もこんな感じの内容が続きそうです…。以前のデッキ紹介記事みたいなものはデッキ作成自体にも記事執筆にもかなりエネルギーを使い時間もかかるので,なかなか執筆が進まないんですよね…。もちろんこれ以降も個人的に面白い紙束が作れれば以前の形式のものも書くとは思いますが,よりお手軽に執筆できるシリーズという位置づけで,今後もこのシリーズは続けていこうと思います。全く参考にならないですし得られる知見も少ないと思いますが,もし興味がありましたら次回以降も見に来てくださると幸いです。

〇使用素材・サイト様

 本記事の作成にあたり,以下のサイト・ツールを使用させていただきました。ありがとうございます。
・MTG日本公式ウェブサイト

・MTG Decklist Viewer

・MTGArena
・Magic Image Generator

 長時間の閲覧お疲れさまでした。

 それでは,またどこかで。


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