見出し画像

【MTGA ブロール】5割勝てたデッキ構築〈マラメトの模範、クチル〉

 今回の記事でこのシリーズはキリよく10回目ですが、何か特別な特集ということはなく今回もいつも通りのデッキ紹介記事になります。
 この記事では、mtgアリーナにおける統率者戦的なフォーマット「ブロール(旧ヒストリックブロール)」において、10戦以上行った際の勝率が50%以上だったデッキを紹介いたします。
 ブロールやったことないけど興味ある!という方は詳しい構築ルールなどについてwikiを参照してみてください。余談ですが、最近今まで脳死で入れてた便利カード枠の採用を見直しながらデッキを組んでいます。例えば2マナファクトや打ち消し、軽量除去呪文など、なんとなく汎用的だからという理由で入れているカードをほかのカードに置き換えるとうまくいくことが多かったり。ブロールをやってると単純なカードパワーだけでは測れない、その統率者とのカード相性なんかをじっくり考えるいい機会になりますね!
 みんなもブロール、やろう!


統率者

 今回の統率者はこちら、マラメトの模範、クチルです。

 イクサラン:失われし洞窟で収録された緑・白を固有色とする統率者。本体のスタッツは3マナ3/3と標準レベル。自軍クリーチャーのうち自身の基本数値より大きいパワーを持つクリーチャーが戦闘ダメージを与えたとき1ドローできる誘発型能力を持ちます。「1体以上」の戦闘ダメージで誘発なので2体以上で戦闘ダメージを与えても1ドローしかできませんが、自身含めてクリーチャー1体と何かしらパワーを修整できる手段があれば継続的に手札を補充できるのが優秀。特性上ビートダウン系のアグロ戦略のリソース切れを防止する役割で採用できるクリーチャーとなります。コンバットやクリーチャー強化に対応してバットリや除去を合わせられるとアド損してしまいますが、そこは自身の常在型能力である「自分ターン中相手は呪文を唱えられない」制限によりある程度緩和できます。もちろんソーサリータイミングでの除去には無力なので除去耐性は心もとないですが、自分のターンに入ってしまえば相手の対応をあまり気にせず自分の動きに集中できるのはありがたいですね。
 そんなマラメトの模範、クチル、能力誘発さえすれば少なくともカード1枚分の仕事はできますが、他にパワー修整を行えるカードが必要なためいささか仕事できるまでに時間がかかります。今回はそのタイムラグをできるだけなくすため「2ターン目までに自身でクチルの誘発条件を満たせる(つまり自身を基本スタッツよりパワー修整できる)クリーチャーを展開→3ターン目にクチルを展開→パワー修整されたクリーチャーでアタックし能力を誘発させて1ドロー」というゲームプランにより、出たターンに仕事できるような構築を目指そうと思います。パワー修整の手段はなんでもよく装備品やオーラなども考えられますが、白緑カラーには+1カウンターを置けるカードや+1カウンター関連でシナジーするカードが豊富にあるので、今回は+1カウンターによる強化を主軸にデッキを組んでいくことにしましょう。
 そんなわけでさっそくデッキ構築のほうに移ります。

デッキ構築

自身でパワー修整できるクリーチャー

 まずは自身でパワー修整ができ、殴りに行けるクリーチャーカードを突っ込んでいきます。中でも2マナでマナコスト不要で継続的に+1カウンターを置けるクリーチャーは、クチルより先置きでき出たターンにクチルの能力を誘発させられるため重要で、優先度を上げて採用しています。また+1カウンターが置かれた状態で出てくるクリーチャーは、はじめからクチルの誘発条件を満たせるため相性が非常に良いカードとなります。

+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出て、死亡時自身の上にあるすべてのカウンターを
クリーチャー1体の上に移せるウィザード。基本スタッツが0/0なので場に出た時点ですでに
クチルの能力誘発条件を満たすことができる。他のカードにより+1カウンターが追加で乗れば
死亡時に移せるカウンターの数も増え、安易に除去し辛いクリーチャーになってくれる。
上陸で+1カウンターが乗りターン終了時まで飛行を得るグリフィン。土地のプレイという
緩い条件で自身のスタッツを修正できるうえ、回避能力も得られブロッカーに邪魔される
ことなくクチルによるドローを誘発させられる、非常に相性の良い一枚。
上陸で+1カウンターが乗るエレメンタル。2ターン目に出せば3ターン目にはパワーが
修整された状態になるうえ、これは授与能力によりオーラとしてクリーチャーの改善もできる。
相手が除去の濃そうなデッキならば授与の方で唱え全体除去をケアするなど、
柔軟な運用ができる。
白1マナで墓地のカードを追放でき、それがパーマネントなら+1カウンターを置ける、
白い軟泥ともいえる存在。3ターン目にクチルでドローするという観点では難しいが、
やはり墓地を手軽に対策しつつ大きくなれるクロックが強いのは漁る軟泥の示す通り。
さらにこれは換装②でクリーチャーに装備でき、自身の上の+1カウンター数分スタッツ修整
できるので、他のクリーチャーを強化しつつ全体除去による盤面の壊滅もケアできる優秀な生物。
言わずと知れたクソツヨ人間。わずか2マナでマナ不要で毎ターン盤面強化できる
能力により、スタンダードでは白単に入って一時代を築いた。前までアリーナ版では
+1カウンターを置くタイミングが終了ステップ開始時に調整されてた気がするがいつのまにか
そのナーフもなくなった。このデッキでも、2ターン目から自身を強化できるうえ中盤以降も
自軍クリーチャーを片っ端から強化できるため、クチルとも相性が良いパワーカード。
ETbで自身の上に自軍クリーチャーの数分カウンターを置ける人間。
出た時点でパワーが基本スタッツより大きいため攻撃を通すだけでクチルにより1ドローできる。
しかも計画により0マナでキャストできるため、盤面の状況を伺いつつ展開できる場面で
キャストすればかなりのスタッツになることが期待できる。ただ3マナ域でクチルと被るうえ、
自身だけだと3マナ1/1なのがちょっと微妙。何か他にいいカードがあれば入れ替え筆頭。
ジェネリック野心家。3マナになった代わりに兵士が死亡するたび1/1トークンを
生成できるようになったがこのデッキではそちらはインクの染み。マナ域がクチルと被るが
やってることは野心家と変わらず強力で、継続的に盤面を強化しドローを狙いに行ける。
紙の方の性能があんまりにもあんまりすぎてアリーナで超強化された人間。
2個分の+1カウンターをクリーチャー最大2体に割り振れるようになり、
+1カウンターが置かれているクリーチャーに追加でカウンターを置く能力が
5マナから1マナになった。このデッキではクリーチャーの強化手段に+1カウンターを
用いることが多くタップ能力による盤面強化を活用しやすい。
ETBで+1カウンターを置き、+1カウンターが置かれているクリーチャーが
死亡するたび2/2警戒トークンを生成できる騎士。自身の上に置けば4マナ4/5警戒と
優秀なスタッツに加え、強化手段として+1カウンターを多用するこのデッキでは死亡時の
トークン生成も誘発させやすい。これによりクリーチャー死亡時の盤面弱体が緩和され、
クリーチャーをコンバットに参加させやすくなりクチルとの相性がいい。
土地を置くだけで+1カウンターを自軍にばら撒けるサボテン。クリーチャーになり
ついでにマナフラ受けとなる能力まで付いた咆哮する大地。このデッキでは2ターン目に展開、
3ターン目に土地を置いて自身を3/3に、クチルを出して攻撃してドローという動きができる
うえ、以降も継続的にクリーチャーの強化源となれるため、野心家同様に強力。
クリーチャー呪文を唱えるだけで自身のうえに+1カウンターを置けるドライアド。
2ターン目にこれを唱え、3ターン目にクチルを唱えてこれの上に+1カウンターを乗せ
殴りに行く動きが強力。また死亡時これの上にあるカウンターを他のクリーチャーに移せる
能力も、各種+1カウンターを乗せるカードの恩恵を受けられるため見た目以上に強力。
ETBで+1カウンターを置き、攻撃時+1カウンターが乗っている各クリーチャーの上に
さらに+1カウンターを1個置けるウーズ。紙では攻撃クリーチャーにしか置けなかったが
アリーナで強化された。このデッキではコスト不要で+1カウンターが置かれるクリーチャーが
多く、幅広い範囲のクリーチャーを強化できる。
ついに緑にも現れたジェネリック野心家。さらにこれは騎乗された状態で
攻撃するたびクリーチャー1体のうえの+1カウンター数を2倍にできる強力な能力を持つ。
このデッキにおける+1カウンターをばら撒く能力の強さは先に述べたカード群の示した通り。
+1カウンターを多用するこのデッキではカウンター数を2倍にする能力も活きやすい。
Xの数だけ+1カウンターが置かれた状態で場に出るハイドラ。出た時点でクチルの
能力を誘発させに行ける点が他のカード同様に相性がいいうえ、他のクリーチャーに
+1カウンターが置かれる度自身の上にも+1カウンターを置けるのもデッキ全体と相性がいい。
Xマナ分だけ+1カウンターが乗って出てくるクリーチャーは他にもあるが、これは序盤に
出しても盤面で大きくなれる点で他のクリーチャーより使い勝手がいい。
2マナ0/0、+1カウンターが2個置かれて出てくるので、場に出た時点で
クチルの能力誘発を満たす。+1カウンターが自分のパーマネントに置かれる度
毎ターンに1度自分の上に+1カウンターを置く能力も、+1カウンターが何かのついでのように
置かれるこのデッキでは誘発しやすく、放っておくと馬鹿にならないサイズになる。
2マナ実質3/3警戒と優秀なスタッツでコモンというのがMH3パワーを感じさせる犬。
それだけといえばそれだけだがこのデッキではそれでOK。最初から+1カウンターが置かれているのでクチルの能力を誘発させに行ける。また3/3警戒というの2マナ帯でもかなり優秀なスタッツで、序盤の戦闘で殴りに行きやすいのもうれしいポイント。
自身を唱えるために使われた緑マナ2つにつき自身の上に3個+1カウンターを置き、
白マナ2つにつきこれ以外のクリーチャー最大2体に+1カウンターを1個おける。出力できる
色マナの状況にもよるが、縦に打点を伸ばしたいときは緑マナを、横の打点を底上げしたいときは
白マナをつぎ込むといった具合に、支払うマナ総量、色マナを変えて柔軟に運用できる構築物。

+1カウンター関連でシナジーを持つカード

 白緑のカードの中には+1カウンターを参照する能力を持つものが多く含まれます。このデッキでもクチルの能力誘発のためのパワー修整手段として+1カウンターを多用するため、それらの恩恵を受けることができます。

自身のうえに+1カウンターが置かれる度、1ターンに1度1ドローできる吸血鬼。
比較的少ないマナコストで乗せることができる+1カウンターについででドローがついてくるのは
優秀。警戒を持っているためスタッツが上昇することによる恩恵も大きく、+1カウンターを乗せる
手段さえあれば序盤の攻防を有利に進めてくれるクロック。
ライフゲインするたび自身のうえに+1カウンターが1個乗り、カウンターの数が
4個以上なら飛行と警戒を、10個以上なら破壊不能を得られるスピリット。このデッキでは
ライフゲイン手段が多くなく自分で大きくなるのは難しいが、+1カウンターが4個以上置かれた
時のリターンが大きく飛行を得られるのがクチルとも相性いいため採用。硬化した鱗や野心家などと合わせれば、4個以上という条件の達成はそれほど難しない…はず。
+1カウンターが乗っているすべての自軍クリーチャーに飛行を付与する、
単純にして強力な能力を持った人間。ビートダウンデッキにありがちな、
高タフネス持ちや摂死の壁、絆魂でしのがれるといった状況をこれ1枚で
突破してしまう強カード。野心家や古参兵、逆毛のビルなど簡単に+1カウンター
を乗せられる手段が多い本デッキではほぼ確実に能力を活かし、盤面のクソデカ
クリーチャーに飛行を付与して最後の一押しを通しに行ける。
4マナ3/4飛行と優秀なスタッツに、自分の+1カウンターが乗っている他のクリーチャーの数分
P/Tが大きくなる能力も持っている兵士。+1カウンターを多用するデッキであれば横に適当な
クリーチャーが並んでいるだけでフィニッシャー級の飛行クロックになってくれる。
一応自前でクリーチャーに+1カウンターを乗せることもできるので、終盤はマナフラ受けとしても
活用できる。
6マナと重い割に他のカードが必要というのが微妙に使いづらいが、
+1カウンターが置かれているクリーチャーの基本スタッツを4/4飛行天使にしてくれるエンチャ。
基本的に低マナ域の軽量クリーチャーを多く採用しており巣のスタッツが貧弱な生物が多い
デッキなのでスタッツ上昇の恩恵は大きく、また飛行付与により地上の壁も無視できるように。
ビートダウン系のアグロタイプであるこのデッキにおいて、バーランのような最後の一押しを
担ってくれるエンチャント。
様々なフォーマットでおなじみ、置かれる+1カウンターの数を1増やしてくれるエンチャント。
大抵こういった能力の発揮に他のカードを必要とする置物はコストの重さがネックになりがちだが、これはなんとわずか1マナであり、さすがに+1カウンターを多用するデッキならまず
採用できる性能をしている。
+1カウンターが置かれている各クリーチャーにトランプルを付与できるクリーチャー。
同能力を持つクリーチャーの中では最軽量となる1枚で、適当なトークンなどによる
チャンプブロックを許さない攻撃的な回避能力を複数体に付与できるのは強力。
またキッカーコストも現実的で、ゲーム終盤に引いた際は5マナ6/6トランプルとして
キャストできるうえ各種カウンターを参照するカードの恩恵も受けられる。
自身に+1カウンターが置かれる度落とし子トークンを生成できるエルドラージ。
最悪自身も順応を持ち、自前で誘発させに行けるが、+1カウンターを多用するデッキであれば
複数回誘発させ大きくマナジャンプすることが可能であり強力。
インソー呪文を唱えるたび自身の上に+1カウンターを置くドルイド。
このデッキではインソー呪文は採用されておらず誘発を狙うのが難しいが、
6マナで自身の上の+1カウンターを倍にできる能力を持つため採用。
…してみたが、ぶっちゃけデッキに合ってないと感じたので入れ替え候補筆頭。
ナーリッドの群棲同様、+1カウンターの置かれたクリーチャーにトランプルを付与する
クリーチャー。こちらは2マナ生物としてしか使えないが、自前でカウンターを用意でき
最低限の仕事ができる点で差別化できている。
タップでクリーチャーの上にこれの上にある+1カウンター1個を移すアーティファクト。
回数は限られているが、2マナという軽さで特に条件もコストもなく+1カウンターを
乗せれるのはこのデッキではありがたい。また+1カウンターが乗っているクリーチャーが
死亡するたびこれの上に+1カウンターを乗せれるので、追放除去やバウンスなどでなければ
繰り返し+1カウンターを乗せられる。
クリーチャー1体に+1カウンターを1個置き、そのクリーチャーの上にある
+1カウンター数を倍にするソーサリー。+1カウンターが置かれた状態で出てくる
クリーチャーとの相性が抜群で、これ1枚で一気にスタッツを倍以上にできる。また
超過コストで唱えれば一気に全クリーチャーを強化できるうえ各種カウンター関連の
シナジーを誘発させられる必殺技になる。
機械兵団の進軍で収録された新オゾリス。しかし性能は硬化した鱗2号といったところ。
1マナ重くなった代わりに、2マナで自前でカウンターを置くことができるので、これだけでも
最低限仕事できるようになった。さらに謎にサイクリングまでついているので、
最悪手札を回すのにも使える。
3マナと重くなった代わりに、置かれる+1カウンターの個数が1個増えるのではなく
2倍になった硬化した鱗。さすがに3マナというのは無視できないぐらいに重いが、
盤面に定着した際のリターンはすさまじい。特に+1カウンターが置かれた状態で出てくる
クリーチャーと相性が良く、はじめからクソデカスタッツで場に出すことができる。
自身の上に+1カウンターが置かれるだけで、墓地のパーマネントカードを手札に戻せるエルフ。
これ自体が順応を持つため自前でとりあえず1回は能力を誘発でき、他にカウンターを乗せられる
カードがあればさらに継続的に墓地リソースを回収できる。+1カウンターというデッキの軸を
崩さずに攻勢に使ったリソースを再び回収できるのは非常に強力。
硬化した鱗を内蔵したマナクリ。自身のパワー分のマナを加えられるので、
これを+1カウンターで強化していくことで大きくマナジャンプを行えるデザインと
なっている。このデッキではマナ加速としてではなく、あくまで4枚目の鱗ライクカードとして
採用している。
ETBでクリーチャー2体に+1カウンターを置き、カウンターが置かれている
クリーチャーをマナクリにする能力を持つエルフ。このデッキでは+1カウンターを
置く手段が豊富にあるため、盤面のクリーチャーをほぼすべてマナクリにできるのが強力。
クチルのドローで手札は減りにくいので、そのリソースを場に展開するためのマナを自然に
用意できるのがありがたい。
自身の上に+1カウンターが置かれるたび1/1リストークンを生成できるツリーフォーク。
縦に打点を伸ばすことしかできない+1カウンターを置くという行為のついでに横展開ができる
強力なシステムクリーチャー。進化能力を持ち、+1カウンターを置けるクリーチャーがいない
場合にもクリーチャーの着地で自身の上に+1カウンターを置けるため、単体でも仕事ができる。
クリーチャー1体に自分がコントロールされている改善されているクリーチャー1体につき、
それぞれそのパワー分のダメージを与えられるインスタント。+1カウンターが置かれていれば
改善されていることになるため、場に複数+1カウンターが置かれたクリーチャーがいれば容易に
10点以上のダメージが期待でき、+1カウンターが容易に乗るこのデッキとの相性が良いため採用。ファッティ1体に戦線を抑えられる状況を打破できるのが強力。
改善クリーチャーにトランプルを付与し、改善クリーチャーがダメージを与えるたび
デッキから基本土地1枚をタップ状態で戦場に出せるスピリット。改善は+1カウンターで
容易に達成でき、チャンプを許さないトランプルを付与できるのが強力。ナーリッドの群棲
などより1マナ重いが、攻撃が通れば土地加速ができるという能力がバグレベルに強力で、
序盤に並んだ改善クリーチャーから一気に土地加速し、クチルにより補充されたリソースの
追加展開をサポートしてくれる。
タイミングが終了ステップ開始時と遅いが、そのターン自軍クリーチャーに置かれた
+1カウンターの数だけ1/1昆虫トークンを生成できるクリーチャー。小走り樫同様、
打点を縦に伸ばす行為が横展開につながるので、二重に盤面を強化できる優秀な生物。
アリーナ版ではタフネスが減った代わりにマナコストが軽くなり、若干
使い勝手が向上している。
場の+1カウンターが置かれたクリーチャー1体につき1ドローできるエルフ。
盤面によっては4マナで3ドロー以上と調和以上の働きができることもある一方、
単体では4マナ3/3バニラと効能にブレがあるクリーチャー。このデッキでは
序盤から+1カウンターを置けるクリーチャーが多く、1ドロー以上の仕事は安定して
見込めるため採用。ビートダウン系アグロデッキなので、1枚でも後続を引ければ攻め手を
継続できるため、1ドローの価値は見た目以上にある。
+1カウンターが置かれている各クリーチャーに長久(緑/白)を付与できるクリーチャー。
自身も長久を持つため単独でも+1カウンター関連のシナジーを満たせるうえ、本体性能も
到達絆魂と優秀。しかし長久という能力が軌道にタップが必要なためクチルとの相性は悪く、
既に+1カウンターが乗っているクリーチャーは長久するよりも攻撃に回したい場面が多かったので、正直相性は微妙だった。別のカードと入れ替え候補。
自身の上に+1カウンターが置かれるたびトークンを生成できる能力は小走り樫と同じだが、
こちらはこれだけでは仕事できず別途+1カウンターを乗せる手段が必要であり、かつ
5マナとマナコストは重め。しかし生成できるトークンのサイズが4/4と大きく、複数回
誘発させれば容易に盤面を抑えられるのが強み。
土地をモグモグしない方の新ウラモグ。キャスト時相手のデッキ半分を追放し、
追放領域のカードの中で最大のマナ総量に等しい数自身の上に+1カウンターを置ける。
さらに自身の上の+1カウンター数に等しい分の滅殺を持つため、他の+1カウンターを
置く手段によって水増しもできる。さすがに出て殴れれば勝ちなのだが、正直10マナは
重すぎた…さすがにデッキのゲームレンジとあってなさ過ぎたので入れ替え候補。
墓地からカードを追放し、それがクリーチャーならクリーチャー1体に+1カウンターを置ける
アーティファクト。効果が不安定とは言え、相手の墓地を対策しつつ盤面も強化できるだけで
2マナファクトとしては充分強力。さらに+1カウンターが置かれているすべてのクリーチャーに
これにより追放されているクリーチャーのすべての起動型能力を付与できる点は唯一無二。
特段起動型能力を意識して組んではいないが、囁かれる希望の神のマナ能力を付与できたり
相手の強力なクリーチャーの起動型能力を利用できる可能性があったり、細かいところで
活躍できる機会はまあまあある。

 また特にシナジーはしませんが、クリーチャーに継続的に+1カウンターを置けるカードも採用しています。

5マナでハードキャストすると、終了ステップ開始時に全クリーチャーをアンタップして
+1カウンターを置けるエンチャント。単純にまとめて全体強化できるだけでなく、
全クリーチャーをアンタップできるので出した返しのターンの隙も軽減できる。5マナは
さすがに重いが、2マナで警戒持ち2/2騎士を生成できる出来事も持っており、
使い勝手は想像以上に良い。
ETBで狼トークンを生成、マナをかけることで性能を盛れるクラスエンチャントの一つ。
このデッキでは、主にレベル2の攻撃クリーチャー1体に+1カウンターを置く能力を目当てに
採用しているが、クリーチャーカードの比率が高いこのデッキではレベル3のデッキトップから
クリーチャーを唱えられるようになる能力も役立つことが多い。各レベルに上げるのにマナは
いるが、それゆえに序盤に出せてマナフラ受け性能の高いエンチャントとなっている。

増殖できるカード

 +1カウンターを多用するデッキなため、各種増殖呪文の採用も検討できます。今回はその中から、デッキの形を崩さずに入れられるカードを突っ込んでいきます。

トークンでないクリーチャーが戦場に出るたび増殖できるファイレクシアン。
デッキの4割がクリーチャーであるこのデッキでは容易に増殖を誘発でき、また
+1カウンターが容易に乗るデッキなので増殖により得られる恩恵も大きい。
ETBで増殖を行うか、クリーチャー1体に+1カウンターが置けるドルイド。
増殖先がない状態でも最低限仕事ができるモードを選べ、2マナと軽く出た時点で仕事が終わる、
カウンタ―を多用するデッキであればまず採用を検討できる便利なドルイド。
ETBで増殖できる恐竜。仕事できるタイミングは選ぶが、2マナ2/3警戒というスタッツが
序盤のクロックとして普通に優秀。このデッキではむしろ、後半に出ても仕事ができる
軽量クロックとして運用する。

クリーチャーを守護できるスペル

 あくまでこのデッキの勝ち筋はクリーチャーによるビートダウンであるので、そもそもクリーチャーを丁寧に除去されると攻めきれずに負けることが容易に想像できます。そのため、クリーチャーを除去から守ることのできる守護スペルにも一定の枠を割きます。中でも+1カウンターを乗せられる呪文は、クリーチャーの守護だけでなく+1カウンター関連のシナジーに貢献できたりするためデッキとの相性が良く、優先して採用しています。

わずか1マナでクリーチャーに呪禁を付与できる守護スペル。同じ1マナでは
破壊不能も付与できるタミヨウの保管などのほうが性能としては高いが、これは
対象クリーチャーに+1カウンターも乗せれるため、クリーチャーのパワー修整や
各種+1カウンター関連のシナジーに貢献できる点が優秀。
対象クリーチャーに+1カウンターを乗せ、絆魂と破壊不能を付与できる守護スペル。
呪禁を付与できず単体追放除去こそ防げないものの、破壊不能により全体破壊から守ったり
戦闘破壊を防げる。また+1カウンターを置けるのもこのデッキとの相性がいいうえ、絆魂を
付与できる点が強力で、バットリとして使えれば相手の打点計算を大きく狂わせられる。
クリーチャーかプレインズウォーカーに1色からのプロテクションを付与でき、
クリーチャーなら+1カウンターを置けるインスタント。単体除去からクリーチャーを
守るだけでなく、プロテクションによりその色のクリーチャーからブロックもされなくなる
ので、最後の攻撃を通しに行くためにも使うことができる。+1カウンターを置けることの
利点は言わずもがな。
蛇皮のヴェールから1マナ重くなったら破壊不能到達トランプルがついてきた、
色々盛り過ぎな守護スペル。特にトランプルが強力で、無理やり攻撃を通しに行く際に
使うこともできる。
いつもの便利な全体守護スペル。特にシナジーはないが、わずか2マナで全クリーチャーを
守れるのはやはり強力。
2マナで置物破壊かクリーチャー1体に呪禁と破壊不能を付与できるインスタント。
状況に応じて盤面への干渉も選べるモード呪文である点が便利で、さらに緑マナをつぎ込めば
複数モード選べるため、うまくはまれば莫大なアドバンテージを得られる。
3マナで全クリーチャーに破壊不能を付与できるインスタント。
自分メインフェイズ中に唱えればそれらのうえに+1カウンターを置き、さらに
警戒まで付与できるので、攻勢に出る際にも使えるのがカード名にも合っており
良い性能。

いつもの便利なカード達

 白・緑のデッキを組むときにお世話になっている便利なカード達を突っ込みます。ただ今回は自分の強い動きを優先しそのためのクリーチャーや守護呪文に多くの枠を割いたため、汎用カードはできるだけ減らしてデッキを組みました。

便利な汎用除去カード達。とにかく便利な追放除去である剣を鍬に、カウンターも置ける
格闘除去である森の一撃と豊穣の碑文、あとはボルトランドにもなれる剃刀草の待ち伏せと
橋仕掛けの戦いだけ。
いつもの便利なサーチ呪文。わずか1マナで必ず何かしら持ってこれるのはやはり強い。

出来上がったものがこちらになります。

統率者
1 マラメトの模(も)範(はん)、クチル (LCI) 232

デッキ
13 森 (DMU) 276
13 平地 (DMU) 264
1 植(しょく)物(ぶつ)の喧(けん)嘩(か)屋(や) (MOM) 220
1 忠(ちゅう)実(じつ)な番(ばん)犬(けん) (MH3) 185
1 弓(ゆみ)持(も)つ侍(じ)祭(さい) (MH2) 185
1 アブザンの鷹(たか)匠(じょう) (KTK) 2
1 象(しょう)形(けい)の精(せい)霊(れい) (MH3) 27
1 薄(はく)暮(ぼ)軍(ぐん)団(だん)の決(けっ)闘(とう)者(しゃ) (MOM) 11
1 優(ゆう)秀(しゅう)な学(がく)徒(と) (STX) 30
1 獅(し)子(し)の飾(しょく)緒(しょ) (NEO) 26
1 祝(しゅく)福(ふく)されし者(もの)の声(こえ) (VOW) 44
1 安(あん)全(ぜん)な道(みち)の保(ほ)安(あん)官(かん) (OTJ) 29
1 A-決闘の指導者 (STX) 15
1 バスリの副(ふく)官(かん) (M21) 9
1 アラシンの上(じょう)級(きゅう)歩(ほ)哨(しょう) (KTK) 13
1 シガルダの召(しょう)喚(かん) (VOW) 36
1 硬(こう)化(か)した鱗(うろこ) (J21) 99
1 日(ひ)を浴(あ)びる繁(はん)殖(しょく)鱗(りん) (MH3) 145
1 棘(とげ)を播(ま)く者(もの)、逆(さか)毛(げ)のビル (OTJ) 157
1 A-ナーリッドの群棲 (ZNR) 185
1 薄(はく)暮(ぼ)殻(がら)の這(は)うもの (MH2) 156
1 龍(りゅう)護(まも)りの精(せい)鋭(えい) (STX) 127
1 探(たん)検(けん)者(しゃ)の隠(かく)し場(ば)所(しょ) (LCI) 184
1 カロニアの牙(きば) (MH3) 153
1 打(う)ち砕(くだ)かれた尖(せん)塔(とう)、オゾリス (MOM) 198
1 花(か)粉(ふん)光(こう)のドルイド (WAR) 173
1 クウィリーオンの獣(けもの)呼(よ)び (DMU) 175
1 A-オラン=リーフの軟泥 (ZNR) 198
1 枝(えだ)分(わ)かれの進(しん)化(か) (MH3) 285
1 進(しん)化(か)の証(しょう)人(にん) (MH3) 151
1 囁(ささや)かれる希(き)望(ぼう)の神(かみ) (MOM) 196
1 小(こ)走(ばし)り樫(がし) (MH2) 172
1 気(き)性(しょう)の荒(あら)いタンブルワグ (OTJ) 171
1 ピーマの改(かい)革(かく)派(は)、リシュカー (KLR) 179
1 A-玉虫色の角甲虫 (ZNR) 187
1 十(お)八(は)番(こ)の打(だ)撃(げき) (MH3) 168
1 鎧(よろい)作(づく)りの審(しん)判(ぱん)者(しゃ) (KLR) 153
1 西(にし)の樹(き)の木(こ)霊(だま) (NEO) 199
1 獣(じゅう)群(ぐん)のベイロス (MH2) 165
1 天(てん)使(し)の介(かい)入(にゅう) (MOM) 5
1 野(や)生(せい)林(りん)の災(わざわ)い魔(ま) (M21) 214
1 アガサの魂(たましい)の大(おお)釜(がま) (WOE) 242
1 穢(けが)すもの、ウラモグ (MH3) 15
1 恐(おそ)れなき雛(ひな) (ZNR) 15
1 転(てん)移(い)の福(ふく)音(いん)者(しゃ) (MH3) 35
1 ファートリの猛(もう)竜(りゅう) (WAR) 200
1 光(こう)輝(き)王(おう)の野(や)心(しん)家(か) (ZNR) 24
1 レンジャー・クラス (AFR) 202
1 忠(ちゅう)義(ぎ)の徳(とく)目(もく) (WOE) 38
1 包(ほう)囲(い)の古(こ)参(さん)兵(へい) (BRO) 25
1 蛇(じゃ)皮(び)のヴェール (OTJ) 181
1 豊(ほう)穣(じょう)の碑(ひ)文(ぶん) (ZNR) 186
1 土(つち)の勇(ゆう)者(しゃ) (BRO) 230
1 英(えい)雄(ゆう)的(てき)介(かい)入(にゅう) (KLR) 161
1 集(しゅう)団(だん)的(てき)防(ぼう)衛(えい) (MH3) 147
1 豊(ほう)穣(じょう)な収(しゅう)穫(かく) (STA) 48
1 不(ふ)敗(はい)の陣(じん)形(けい) (RNA) 29
1 ガイアの贈(おく)り物(もの) (BRO) 182
1 盾(たて)、構(かま)え (OTJ) 34
1 剣(つるぎ)を鍬(すき)に (STA) 10
1 森(もり)の一(いち)撃(げき) (Y23) 15
1 統(とう)率(そつ)の塔(とう) (ELD) 333
1 虹(にじ)色(いろ)の眺(ちょう)望(ぼう) (SPG) 38
1 見(み)捨(す)てられた交(こう)差(さ)路(ろ) (Y22) 63
1 剃(かみ)刀(そり)境(きょう)の茂(しげ)み (ONE) 257
1 低(てい)木(ぼく)林(りん)地(ち) (BRO) 259
1 枝(えだ)重(かさ)なる小(こ)道(みち) (ZNR) 258
1 草(くさ)茂(しげ)る農(のう)地(ち) (MID) 265
1 収(しゅう)穫(かく)の力(ちから) (MH3) 258
1 皇(こう)国(こく)の地(ち)、永(えい)岩(がん)城(じょう) (NEO) 268
1 ハイドラの巣(す) (AFR) 259
1 耐(た)え抜(ぬ)くもの、母(ぼ)聖(せい)樹(じゅ) (NEO) 266
1 フロスト・ドラゴンの洞(どう)窟(くつ) (AFR) 253
1 橋(はし)仕(じ)掛(か)けの戦(たたか)い (MH3) 249
1 剃(かみ)刀(そり)草(ぐさ)の待(ま)ち伏(ぶ)せ (MH3) 238

 インポート用に英語版のリストも載せておきます。
Commander
1 Kutzil, Malamet Exemplar (LCI) 232

Deck
13 Forest (DMU) 276
13 Plains (DMU) 264
1 Botanical Brawler (MOM) 220
1 Faithful Watchdog (MH3) 185
1 Arcus Acolyte (MH2) 185
1 Abzan Falconer (KTK) 2
1 Glyph Elemental (MH3) 27
1 Dusk Legion Duelist (MOM) 11
1 Star Pupil (STX) 30
1 Lion Sash (NEO) 26
1 Voice of the Blessed (VOW) 44
1 Sheriff of Safe Passage (OTJ) 29
1 A-Dueling Coach (STX) 15
1 Basri's Lieutenant (M21) 9
1 High Sentinels of Arashin (KTK) 13
1 Sigarda's Summons (VOW) 36
1 Hardened Scales (J21) 99
1 Basking Broodscale (MH3) 145
1 Bristly Bill, Spine Sower (OTJ) 157
1 A-Gnarlid Colony (ZNR) 185
1 Duskshell Crawler (MH2) 156
1 Dragonsguard Elite (STX) 127
1 Explorer's Cache (LCI) 184
1 Fangs of Kalonia (MH3) 153
1 Ozolith, the Shattered Spire (MOM) 198
1 Pollenbright Druid (WAR) 173
1 Quirion Beastcaller (DMU) 175
1 A-Oran-Rief Ooze (ZNR) 198
1 Branching Evolution (MH3) 285
1 Evolution Witness (MH3) 151
1 Kami of Whispered Hopes (MOM) 196
1 Scurry Oak (MH2) 172
1 Ornery Tumblewagg (OTJ) 171
1 Rishkar, Peema Renegade (KLR) 179
1 A-Iridescent Hornbeetle (ZNR) 187
1 Signature Slam (MH3) 168
1 Armorcraft Judge (KLR) 153
1 Kodama of the West Tree (NEO) 199
1 Herd Baloth (MH2) 165
1 Angelic Intervention (MOM) 5
1 Wildwood Scourge (M21) 214
1 Agatha's Soul Cauldron (WOE) 242
1 Ulamog, the Defiler (MH3) 15
1 Fearless Fledgling (ZNR) 15
1 Metastatic Evangel (MH3) 35
1 Huatli's Raptor (WAR) 200
1 Luminarch Aspirant (ZNR) 24
1 Ranger Class (AFR) 202
1 Virtue of Loyalty (WOE) 38
1 Siege Veteran (BRO) 25
1 Snakeskin Veil (OTJ) 181
1 Inscription of Abundance (ZNR) 186
1 Clay Champion (BRO) 230
1 Heroic Intervention (KLR) 161
1 Collective Resistance (MH3) 147
1 Abundant Harvest (STA) 48
1 Unbreakable Formation (RNA) 29
1 Gaea's Gift (BRO) 182
1 Take Up the Shield (OTJ) 34
1 Swords to Plowshares (STA) 10
1 Sylvan Smite (Y23) 15
1 Command Tower (ELD) 333
1 Prismatic Vista (SPG) 38
1 Forsaken Crossroads (Y22) 63
1 Razorverge Thicket (ONE) 257
1 Brushland (BRO) 259
1 Branchloft Pathway (ZNR) 258
1 Overgrown Farmland (MID) 265
1 Strength of the Harvest (MH3) 258
1 Eiganjo, Seat of the Empire (NEO) 268
1 Lair of the Hydra (AFR) 259
1 Boseiju, Who Endures (NEO) 266
1 Cave of the Frost Dragon (AFR) 253
1 Bridgeworks Battle (MH3) 249
1 Razorgrass Ambush (MH3) 238

10戦くらいやった後の勝率

untapped. ggより

 勝率は12戦やって75%。先攻勝率は100%、後攻勝率は57%と、アグロデッキらしく先攻の押し付けが強いデッキでした。デッキを回してみた感覚ですが、ローハンの王、セオデンを統率者にしたデッキに感覚としては似ている感じがしましたね。まあどちらもクリーチャーによるビートダウンデッキなので似たような動きになるのは分かるのですが。どちらも3マナ域の統率者ですしね。またアグロデッキでありがちなリソースの消耗がクチルのドローで補填され、なかなか手札が途切れず全体除去の後も再び攻め手を供給できるのが使っていて結構好感触でしたね。また相手の壁を無視できる全体トランプル付与・飛行付与手段が複数採用されており、相手の絆魂持ちクリーチャーや接死持ちクリーチャーに止められることなくライフを削りきれるのがストレスレスでした。この辺も、二段攻撃付与によりある程度相手のキーワード能力を無視できるローハンの王、セオデンデッキと似ていますね。
 個人的には、当初考えていたデッキのコンセプトを大方再現できていたので結構満足なリストとなりました。今までは統率者と個々のカードのシナジーのみにしか注目できていなかったり、汎用カードを雑に突っ込んだりして失敗することが多かったですが、今回は統率者を強く使えるデッキ全体の動きを先に考えてそれに沿うカードを吟味するというのができていた気がするので、今後のデッキ構築にいかしていきたいですね。

 現在のリストは改善途中であり、今後も適宜変更していくものになります。気になった方はぜひ自分好みにカスタマイズして使用してみてください。

 それでは、またどこかで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?