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「アブラを摂れば、脂肪が燃える!」〜長友佑都著「ファットアダプト食事法」を読んで

お祭り騒ぎだったサッカーワールドカップで、ブラボーおじさんとなった長友佑都選手の食事法の本を読みました。

長友選手は4回ワールドカップに出場しています。
①2010南アフリカ
②2014ブラジル
③2018ロシア
④2022カタール

「ファットアダプト食事法」を出版したのが2019年です。
2018のロシアでベルギーに逆転負けしたのに、インタビューで「4年後を目指します」と即答したそうです。
その理由は、肉体的にも精神的にも絶好調だったから。

日本人として始めて4大会目のカタールに出場したことを知っている現在の私たちから見れば、「有言実行」の姿に感動するばかりです。

長友選手が「絶好調」と言えたのが、2016年から始めた「ファットアダプト食事法」のおかげだというのです。

2014ブラジルの敗戦で食事の重要性を真剣に考えていた長友選手に、Twitterでメッセージを送ってきたシェフとの出会いから、食事が変わったと本書で述べられています。

その出会いの現代的な手法にクスリとしてしまいます。

そして、やはりSNSを通じて今でもそのシェフが長友選手の専属シェフをしていることを知り得るのでした。

ファットアダプト食事法とは

2016年に始めた「ファットアダプト食事法」で2018のロシアを絶好調で迎え、2022カタールに36歳で出場したと知るや、ちょっとその食事法ってなんなの?ってなりませんか?

ぜったい試す価値ある。

興味深いのは、長友選手が「糖質制限は合わなかった」といっているところです。

私も同じでした。

たしかにめちゃくちゃ痩せました。

だけど、へんな感じになりました。

「ぼんやりとすること。濃い霧が立ちこめてそこで脳が眠りこけているよう」

と長友選手が書いています。

私も趣味のテニスをするとき、集中できず、反応は遅く、ボールがこわかった。

その時、糖質制限をやめました。
当時より年齢は高くなりましたが、今は恐怖なんてまったくありません。
「さあ、こいっ」
てなくらいです。

糖は脳の栄養ってほんとなんだなあと、それからむしゃむしゃご飯を食べてきました。

しかし

アマチュアテニスプレイヤーの50代主婦も肉体改造したい!

趣味といえども、ハードに練習する系なんです。

ひざ、ひじ、肩の不調はつねにつきまとってくる。

痛くても休めない。

週に4、5日の練習がある。

部活か。

どうかしている。

変な脳内物質に支配されているとしか思えない。

それでもなんでも、痩せなくていいから、けがや痛みのない強い体になりたいんです。

始めてみました。

「ファットアダプト食事法」


糖質を控えて(ゼロも悪い)、タンパク質と良質な脂質を摂るようにします。

良質なアブラを意識して摂るようになると、筋肉を作る細胞膜の脂質も良質なものに置き換えられる。
そして、筋肉の弾力や柔軟性が向上するらしい。

とあるから、きっと怪我防止に役立つはず。


テニスに効果が現れるのは、先の楽しみにとっておくとして、今感じている劇的な症状の改善があります。


それは


空腹感を感じにくくなったこと。

以前はテニスの前に、ご飯を山盛り食べて、帰りにはおなかがすいて、お菓子をばりばり食べながら、というのが日常でした。

それがご飯半分、肉、魚、納豆を必ず食べるようにしたところ、帰りもおなかがすかなかったんです。

夫の帰りが遅いと、間食せずにいられなかったのに、最近は食べずに待っていられる!

空腹感が大の苦手の私には、すばらしい効果なんです。

超一流の食事術

アイザック・H・ジョーンズ氏の「超一流の食事術」も読んでみました。

シュガーバーニングからファットバーニングへ

という趣旨の本で、やはり糖質を控えて、脂質を摂るようにと書かれています。

「人間には糖質と脂質、2種類のエネルギータンクがある」ということに衝撃を受けました。

私たちの祖先は「脂質のエネルギー」に頼っていたそうです。

そういえば、古代の食事に戻ろうと提唱している人がいますね。

狩猟民族の食事だから、肉とか木の実とかそんな感じで、農耕でできた野菜などはいっさい摂らないとか。

それは極端ですが、島国ですから、魚の栄養を無視したらいけません。
魚には良質な脂質がいっぱいだそうで、私も積極的に魚を食べようと思います。

米油を買い、エキストラヴァージンオイルをたっぷり生野菜にかけ、ごま油多めで炒めものをするようになってます。

アブラ美味しい!
アブラ万歳🙌

ご飯もお茶わん半分くらいなら食べてもいいって。
ていうか、カロリーもないと戦えませんからね。

今日は午後から3時間の練習です。

ランチには大豆の煮物とツナとチーズを食べます!

さて、エネルギーはもつのか。

帰りが楽しみです。

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