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【映画】『KINGDOM 大将軍の帰還』


判っているけど泣いた。
おぼえている限り3回泣いたと思う。
昭王とキョウの目と目で通じ合う場面(この表現が正しいかどうか・・・)
尾到が死ぬシーン
王騎将軍のラストシーン
これ以外にもぐっときたところは他にもありました。
KINGDOMといえばアクションですが、馬上シーンもほぼ役者さんが騎乗しているだろうことが判る。それが凄いな。
そしてこれまでのKINGDOMや日本映画のアクションは日本人の体格を生かしたスピード感溢れるものがほとんでしたが、今回は王騎とホウケンの重量級の戦い。
これは日本人の俳優さんでやるのは難しいですよ。
それを映像化してくれたKINGDOMにアッパレ!と言いたい。
2人が動くたびに起きる地響きのような音、巨大な鉾がぶつかる音、なにもかもが日本映画では未体験(ゴジラくらいしか経験ない)
自分の語彙力のなさが悲しいが、凄かったんだよ~見れば判るんだよ~だから見てくれと言ってしまう。
1作目からなにげに好きだったトウ
やっと見せ場がきた。ファルファル(笑)
王騎の傍らに常に有り。
控え目にしているけど、有能さが醸し出されていた。
そんなトウの見せ場ですよ。
片手で手綱を握り、身体を横に乗り出して剣を振るうの大変だったろうな。
あれって馬が止まってしまう可能性もあるだろうし。
アギトの頃は細身なお兄さんだったけど、鎧が似合うおじさま武将になっちゃって。次は大河で見たいです。
王騎将軍に戻って、腹に穴が空いているのに馬上で部下たちに話すシーン
いや、穴開いていますよね?
信の後ろに乗って戦場離脱しながら息を引き取っても不思議ではないのだが・・・
もちろんこの場面があったから泣いたのですがね。
KINGDOMの映画化は今作で終わりとのこと。
秦が六国を征服するところを全てやっていたら大変なことになるし、KINGDOMに登場するメイン人物って史実ではろくな死に方しないし、この辺りがいいのかな。
シリーズ通して、見応え有る映画でした。

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