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【映画】『鬼平犯科帳 血闘』


言わずと知れた池波正太郎さんの名作の映画化です。テレビシリーズで中村吉右衛門さんが演じた長谷川平蔵に思いをはせる方が多いと思いますが、わたし原作読んでいないし、テレビシリーズもあまり見た記憶がないのです。
じゃあ、まったく思い入れはないかというとそうでもなくて、作中に登場する町名は自宅付近ですし、軍鶏鍋屋のモデルは近所(数年前に廃業)ということもあり親近感は沸きます。
何より、鬼平を幸四郎がやるんですから。
歌舞伎座通いしていたころ大店のぼんぼんがお似合いだった染五郎が鬼平をやるようになったのか~~とても感慨深いものがありますよ。
偉大なおじさんの当たり役をやるのですからプレッシャーもさぞかしでしょう。
でも、でも、悪い顔も出来るようになったんだね~~うん!うん!いち歌舞伎ファンとして嬉しいよ。
さて、鬼平犯科帳は松竹なので太秦は使えません。江戸の町並みは江戸村でしょかね。エンディングロールで見落としてしまいました。(しょぼん)
おまさを救うために馬を走らせるのですが、あそこは本人がやって欲しかったな~駈けさせるのは危険と判断したのかもしれませんが、幸四郎は時代ものに出ると思うのですよ。なので乗馬は出来て欲しいなと思ってしまいます。
火野正平と柄本明の役は若い頃とリアルタイムでの登場シーンがありますが、技術の進歩
はめざましく、若い頃の姿が違和感ない!良いですよね~これからいろいろなことが出来ますよね。
鬼平は最近の映画にしては屋外ロケの割合は多いのではと思いましたが、これからはロケなし時代劇とか当たり前になるかもしれませんね。
(昨年の大河ドラマ「どうする家康」は2回しかロケをしていないらしい)
浅利陽介が演じた木村忠吾は「うさぎ」と揶揄されていましたが、あれはどういう意味なのだろう?けっこう遊んでいるような感じでしたが、うさぎは年中発情期な動物なので、そこを掛けているのかな?
最後の最後に次に繋がる会話が平蔵とおまさの間で交わされましたね。
ターゲットは柄本明の息子の役ですよね。
BS時代劇チャンネルでどうぞ・・・なのかな。だとしたらわたしは見られないので残念です。

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