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日本史の謎シリーズ③~勾玉

どうもみなさんこんにちは。半分珍獣です。
今回こそ教科書にワンチャン載ってるかもしれない日本史の謎シリーズ第三弾です。

今回は古代日本のマジックアイテム『勾玉』についてお話します。

・勾玉って何よ?
・形が謎すぎない?何なのコレ?

以上について紹介していきます。それでは早速。

勾玉って何よ?

勾玉とは縄文レベルの昔から存在する謎多きアイテムです。

『古事記』には一応伝説が。沼河比売(ぬなかわひめ)ってめちゃくちゃな読み方する名前の人が人々に作らせたとか。

弥生時代から本格的にブームになったらしく、古墳時代まで流行りが続くことになります。

じゃあ古墳時代以降はどうしちゃったんですかね?

現代の流行り廃りの如く、「時代遅れじゃね?」ってなったのか知りませんが…そのころの日本は仏教とか政権確立とかで忙しかったので、もしかしたら古墳と一緒に消えたのかも。

基本的には翡翠(ひすい)で出来ています。この宝石、結構頑丈なんですよ。なので現代まで勾玉は残っているわけです。

ちなみに、卑弥呼も魏に勾玉を送ったりしています。サラっと書いてますが、こんなもの作れるとか古代の人凄すぎません?(ちなみに穴あけにミスった勾玉もよく出土します。努力の結晶ですね。)

形が謎過すぎない?何なのコレ?

なんとも珍妙な形をしている勾玉ですが、今でもハッキリとした形の由来はわかってないんですよね。

一応何個か説はあり、動物の牙説、胎児説、魂説、月と太陽説とか。あと壊れた耳飾り(馬の蹄みたいな形の)を再利用したとかも。

C型の形はどれもそれっぽく見えますね。胎児とか魂とか、個人的にこのへんは生と死を感じて神秘的。

ちなみに私には9か6の数字か、体育の先生が吹くようなホイッスルに見えます。

まぁどれをとっても、古代の人の想像力と技術には脱帽しますね。

ともかく、こんな形の宝石、どの国を調べてもないわけです。日本オンリーの宝石なんですよ。
なので余計に謎多きものとして現代まで語り継がれているんですね。

まとめ

ということで、今回はちゃんと教科書に載ってそうな名称のものを取り上げました。載ってる?載ってる…よね?

ざっとまとめると、古代パワーのすごい超不思議で謎ばっかりのマジックアイテムです。

あれ?まとまってない?だって三種の神器の1つ八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)にあるように、えげつないミステリーグレードの宝石なんですよ。

幾千年もの人の叡智か、それとも人知を超えた神秘が働いてるか…答えは一体。

ありがたき参考サイト様

勾玉とは?石の種類や形に秘められた古代日本の不思議の宝石。 - おらがまち (oragamati.com)

【大人の教養・日本美術の時間】勾玉はなぜあんな形なの? | 紡ぐプロジェクト (yomiuri.co.jp)

勾玉とは?石の種類別の効果や歴史、形の由来を解説 - アマテラスチャンネル (amaterasu49.com)


勾玉は曲がった玉。そのまんま。

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