【ネタバレ注意】マーダーミステリー初プレイ感想「四人の令嬢と執事たち」

今までマーダーミステリーというもの自体は何となく知ってはいたが、そこはかとなく難しそう敷居が高そう準備が大変そう初心者に優しくなさそうというすごく漠然とした理由で手を出して居なかった。

そんな俺が、今回重い重いとても重い腰を上げて初プレイに至ったのはとても単純で、身近な人達がとても楽しそうにプレイしてニコニコな感情が羨ましかったからだ。混ざりたかったのだ。

期待と不安と、少しばかりの焦燥を抱えながら
「四人の令嬢と執事たち」
南條家の執事 剣持としてプレイをした。


以下、かなりのネタバレになりますので未プレイの方やプレイ予定の方は閲覧をお控えください。











結論から言うとロールプレイとしては正しい行動は出来たがゲームの結果としては敗北、という結果。

剣持は今回の事件の犯人なのだが、犯行の動機が情状酌量の余地しかなく難しい役だった。
南條を守るため、南條に疑いが行かないように、というようにしかプレイ出来なかったなぁと振り返って思う。
ロールプレイとしては良かったが勝利条件というか目標を達成する為の行動がほとんど出来なかったので反省点しかない。

最後まで南條家には征一郎……いや、性一郎を北園が階段から落としたという情報が得られなかったのと北園家の令嬢と執事の確執、西門家の令嬢と執事の関係諸々に全く気づけなかった。
特に北園の証拠2の部屋を出た時間22時というのを完全に見落としていて後悔しかない。

それでも出来ることはまだまだあったはずで、例えば
・南條の証拠3のカフスボタンは開示しても良かったかも。そもそも証拠共有しないほうが良かった?全体的にあんまり証拠は共有する方向では無いゲームなんだろうなと思った。初プレイの不安であんまり考えずに共有してしまった。共有して良かったのは西門家くらいだろう。
・22時20分頃に階段の下で性一郎を発見したがその時は息があったので部屋まで運んだことを明かす。殺意があるならわざわざ部屋まで運ばずに見捨てるだろうと言い訳できたかも。そうすれば犯行が朝か夜かハッキリしたかもしれない。
・階段の出来事を南條家には伏せられていたのを陰謀論だとしてどこかの家に陥れられていると推理発表の時に言えばよかった。時間が足りなかったのもあるが本当に階段のかの字も出なかったので言い訳の用意が間に合わなくて不甲斐なかった。
・西門家が証拠を半分開示していない
・性一郎の気持ちが南條に向けられているのを知った北園が執事を使って殺人をしようとしたのではないか。ロープはその名残りなのでは。

等など考えたら考えただけもっと色々出来たなぁとか色々なパターンのことを考えて置くべきだったとか階段については自分が言わなくとも他の誰かが情報を持ってると思っていた方が良かったなぁとか本当に色々色々後から後からどんどんどんどん出てきてしまってついに夢にまで見てしまった。

それくらい悔しかった。
でもそれと同じかそれ以上に楽しかった。

上でも言ったがゲームとしては完全に負けだけど、ロールプレイとしては確実に正解だったと思うのでただ悔しいという気持ちだけではなく達成感とか嬉しいとかそういう気持ちにもなる。
奥深いゲームだな。
マーダーミステリー。すごい。

ロールプレイ自体が俺はとても好きなのですごく楽しめたし人狼系ゲームも好きなのでマーダーミステリーはしょうに合っているのかもしれない。


今回のゲームでロールプレイと推理というかゲームで勝つための立ち回りのバランス等がすこーーしは分かったので、次のマーダーミステリーはもっと楽しめる予感がする。

まぁ、また負けたらさらに悔しくなるんだろうけども笑


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