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2022年まとめ

本来は昨日で仕事も終わりだったのだけれども、色々と事後処理のために職場に来ており、12:00をもって本年の本業は一応勝手に終了するつもりだ。

副業の方はといえば、これは終わりがないので、永遠に何かを駆動させておかないといけないけれども、特にせかされているわけではないので、キリをつくらないようにする。

「#2022noteまとめ」というのが通知できたので、心を落ち着ける時間がやってきたら、やってみようと思っていた。

よく読まれた記事2022

1⃣ 誰に向けて、なぜ書いているか

当初、バッジをもらうために、アンカー記事を書こうとしたことを覚えている。そんな動機だったのかと思われるけれども、私は根がミーハーというかとりあえず乗ってみる精神がないわけでもないので、バッジをもらおうと思った次第。

当然ながら、いつかは有料記事やメンバーシップというものもやってみたい。お金に見合ったコンテンツがあればいいのだけれども。

ただ、遺言の代りに、これを書いているというのはあながち嘘ではなくて、人がひとり生きたという証は、文章でしか残せない。7月に亡くなった義父の書いたものはなかったので、義父を思い出すよすがとしては、親戚たちの記憶に残ったエピソードを拾い上げるしかない。それも限界があるし、たくさん残していれば、私が死んでも、子どもたちはこれを読み終わるまで、私が生きていることになるのではないか、と考えた。それで書いていると言ってもいい。写真は、気に入ったものにした。

2⃣ 読書感想文 川端康成『古都』総括

実は、川端康成の作品は「伊豆の踊子」「雪国」「眠れる美女」といった有名な作品しか読んだことがなかった。

フォローしている西野友章さん、海人さん、没落坊っちゃんの生活さんの文章を読んで、川端康成とちゃんと向き合ったことがなかったことを反省し、キチンと読んでみようと思ったことがきっかけであった。それが、コロナ感染で家族が呻いている時期と重なったことは偶然だったが、読んでいたときの背景として、記憶に残っている。

新作『古都』の映画と小説の距離は遠いものではあったけれども、古い岩下志麻版の『古都』は原作と類似しているので、これを反復してもしょうがないと思った監督をはじめ製作スタッフの気持ちはよくわかる。なので、ちょっとスベッたんじゃない?と思いつつも、すべては自分の人生なのだからと美味しくいただいたように思う。

『古都』についての感想にオリジナリティはあまりないけれども、川端の描く女子のそこかしこに主体性の萌芽はあって、『古都』にそれが明確に出ているというのは、割と自分なりにしっかり書けたのではないかと自負しているので、多くの人の眼に触れられたのはうれしい。

3⃣ クロアチア戦前のつぶやき

やっぱりワインを飲んでおいた方がよかった!と、このつぶやきをみるたびに思い出す。来年は、クロアチアワインをもう少し勉強することにしよう。


2022 創作の記録

「創作」は、最初のころにちょっと書いて、資料を見つけることができないまま中断しているもの以外は、随想みたいなものになっている。その創作は楊洲周延を主人公としたもので、割と着想としては面白いと思うのだけれども、書くとどうしても司馬遼太郎の『覇王の家』みたいな形式になってしまうので、一度中断している。

「随想」や「読書感想文」も創作といえば創作なのかもしれない。架空の語り手が、ブログの形式で、何かを綴っていく作品群だと思えば思える。

2月から始めて12月15日までに336記事。まあ、1日1記事ペースである。8月9月などは、さすがに心労もあって、ペースが落ちてしまったが、つぶやき含めて、現在370記事のようなので、それなりに書いていることを実感する。これで、多少なりともボケが防止できればいいのだけれども。

読まれた総数に対して、スキされた数の割合は10%くらいなので、それくらいだろうと思う。もちろん、これが往年のイチローくらいまで打率が跳ね上がると確かにいいのだけれども、そのためには各記事のタイトルをもっと内容を連想させるものにして、センセーショナルな味付けをしなくてはいけないと思うけれども、それをやるマネジメント能力に欠けている。

私自身は「スキ」を「読んだよ」の合図として送っており、内容の良し悪しと紐づけていない。先ほども言ったように、私小説の集合体として読んでいるので、単なる報告だけでも面白い。しかもただで読んでいるから、悪しがあるはずもない。むしろ、その人生を少し見せてくれているのだからリスペクトしかない。

フォロワー数については、あまりよくわからない。

2022年によく読んだクリエイターTOP3

2022年 よく読んだクリエーター&応援の記録

この記録は面白いです。投稿数と読んだ回数がズレているような気もしますので、のべ数なのではないかと思うものの、つい何回も読み直してしまうんでしょう。

森川響喜さんは、漫画家さんで、私がnoteを初めてホント最初期に「おすすめ」に出て来たことでフォローさせてもらったのではないかと思います。私が岩手県の人間(のつもり)だったので、宮澤賢治で作品を作っている森川さんが出て来たのかもしれません。その制作日記は、制作と私小説がまじりあっていて、自分もそれだと思うものの、なかなか真似できません。

宮島ひできさんも、かなり最初期にフォローさせていただいた方で、お年を推測させていただきますと、大先輩というよりは先輩にあたる方なのではないかと思われます。控えめながらも、味のある行間の使い方をされ、ゼネコンにいらしてこんな文章が上手な方って、そんなにいないのではないかと思う次第です。私の高校時代の友人は、大手ゼネコン勤務が多く、その経験を聞くと、2000年代とはいえ、過酷なものと言えました。そのような中で、このような文才を温めておられる方がいるのだと啓蒙されました。

るもわ脛(すね)さんも、落ち着いた語り口が、おそらくは先輩にあたる方だろうと推測されます。出発は私もワインブロガーとしての気持ちが先行していたのですが、このジャンルは難しいと思わされたのと、ある種の経験値の不足を実感し、最近はただの飲み記録になっております。その中で、すもわ脛(すね)さんの食べ合わせを参考にすることも多いです。もろ真似をしているので、それをアップすることはあまりありませんが、いつも参考になさせていただいております。

ランキングには現れなかったものの、いつも読ませていただいておりますという感謝を込めて、ここに紹介してもきっと怒らないだろうなーと思われる方について、次回は書いて行こうと思います。



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