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希少品種ロモランタンを栽培するSail the Ship Vinyard
長野県上田市のSail the Ship Vinyardのぶどうを、アルカンヴィーニュで醸造したMr.Feelgood 白 2020を開けてみました。
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色はやや濃い目のレモンイエローで、2019よりは薄目の印象。ただ、温度を上げていくとトロピカルでミネラリーな雰囲気があるのは2019と同様。
サーブの温度帯は、当初、かなり低めの5℃。グラスは白ワイン用をもちいる。
香りは、ハーブ、リンゴ蜜。ソーヴィニヨンブランらしく立ち上る。おっ、今年はソーヴィニヨンブランの方が多い?と思うほど、香りが立ってる。ただ、アタックの印象はシトラス感はなく、はちみつやカリンのイメージ。酸味も冷やしてもそこまで強調されない。
実際のセパージュおよび配分は、HPのデータをみると「シャルドネ53%、ソーヴィニヨン・ブラン42%、ロモランタン3%、その他2%」ということのよう。
それで、ロモランタンって何だろうと思って調べてみたら、ロワールのAOCクール・シュヴェルニーの土着品種なんですね。さっそくAOCクール・シュヴェルニーで、ドメーヌ・デ・ウアーのロモランタン「クール・シュヴェルニー・ロモ」を頼んでみちゃったよ。
粘度は結構あって、冷やしても、意外にボディを感じる。
味わいは、かなりドライ。果実味は温度が上がると徐々に感じられ、ミネラル感を強く感じる。香りにも、ヴァニラの感じが加わる。酸味などは引き続いて穏やかで、旨味も感じられる。シャルドネの印象が加わる。場合によっては熟成系シャルドネグラスを使って飲んでも面白いかも。
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キャップはスクリュー。早飲みと思いつつも、少し置いておいてもいいのかな、と思わせる。というのも、置くことでもっとトロピカルなニュアンスが増していきそうな気がするからだ。
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今日は、メバチマグロが安く、レモン汁とオリーブオイルを1:3に塩コショウで簡単に味付け。これは、合わないわけではないが、さりとて、おすすめとも言い難かった。
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味玉は、大葉とにんにくの香りにどうかな、という感じだったけれど、これは、別々に食べた方がいいかもしれない。
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地ハマグリはよかった。冷めるとバランスが崩れるので、あったかいうちに合わせるといいかも。その時は、ワインの温度も高めがいいのではないか。
あと、ふきのとうの味噌汁をつくって、それと合わせてみたのだが、それはいいかもしれない。また、キノコ類のフリットも、塩をさっとつけて、合わせるとよかった。やはり長野産ということで、山のものがいいのかもしれない。香りには、ソーヴィニヨン・ブランがあるけれども、全体としてはシャルドネの感じがあった。
明日は、ペペロンチーノにふきのとうを絡めて、ワインと合わせてみようと思いました。
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