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「昨日の記事は当たりませんでしたが、いずれにしても長期金利を1.0%まで上げていくと思います」/金融政策正常化へ実質利上げの継続です

日銀金融政策変化なし

昨日、今日(9/21,22)と日銀の政策決定会合があり、今日植田日銀総裁の記者会見がありました。

内容的に、金融政策は変えず、ということで本コラムの昨日の記事は当たりませんでした。

日銀は現在の長期金利0.70%から1.00%まで徐々に実質的に利上げ、つまり金融政策正常化へ進んでいく

しかし、7月の金融政策決定会合で、長期国債の上限金利を0.50%から1.00%に挙げていて、現在までに0.70%まで上がってきました。
ということは、まだ0.30%分は任意に日銀の判断で上げることができるということです。
この0.30%というのは、一回の利上げ相当分0.25%を超えるものであり、かなり利上げそのものとしても効能が期待できます。

ですので、おそらく日銀はこうした形で1.00%までは諸情勢に応じるようにしながら実質利上げをしていく、つまり金融政策正常化への道を進んでいくと思います。

ついでながら加えると、為替が円安に振れ過ぎたというものにも、利上げで対応していくことができるということです。もちろんその理屈は必要ですが、、、

インフレになって、日銀の金融政策の幅が画期的に広がった

日銀の金融政策も、黒田総裁の時代に比べると本当にやり様の幅が大きく広がったものだと思います。
黒田さんは本当に苦しかった。
しかし、インフレ基調にパラダイム転換が起きて、植田日銀はそれに比べれば「もうコッチのもんだ」というくらいに選択の余地が広がりました。
日本にとっても非常に良いことだと思います。

これからの日本経済に希望が持てる所以です。



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