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「家庭の運営という概念 その58」/母の介護 失禁とデイサービス

お正月から三週間が経過し、母の介護の新たな段階に来ています。
前回は、昨年から本格的に始まった母の介護の経緯と現在の状態、つまり介護施設や認知症への医師、看護師の手助けを得ながらようやくペースがつかめて来ていることを記しました。

母の失禁の頻度上がる

これは介護をご経験の皆さんが胸に刺さることですが、自分の親が失禁するという状態になっていることは少なからず心傷めることです。

ウチの母の場合も、これまでかなりの徘徊をしたときなどは失禁をしたと思われる臭気が漂うことは有りました。
9月などはそういう状態だったので、ウチに来てもらい、風呂で全身を洗い、来ているものも妻にすぐさま洗濯してもらいました。

実はお正月に母に来てもらった時も、それを心配して、トイレに行く時によくトイレカバーを尿で濡らすことがあるのでいつも母がトイレに行ったあとにトイレを点検するのが私の役目でした。
お正月は帰宅するときまで一度もトイレを汚さずよかったなあと思っていたのですが、わたしが車で送っていったあと、最後にトイレに行ったときに見事に失禁してトイレカバーがびしょびしょだったと後で妻に告げられました。
済まないねえ、と妻に言いつつ、母の状況を思い胸を痛めたものでした。

施設のデイサービスを経て、施設のNさんから失禁について言われたこと

そういう状態だったので、施設へのデイサービスのとき、母が何かしでかすのではないかとは思っておりました。

1月の第二週のことです。Nさんから電話があり、
「お母さまが失禁されてまして、服を施設で洗濯し、施設にある服に着替えさせました。今後、こういうこともありますので着替えの服を施設にストックさせてください」
ということでした。
もう、これは本当にお世話になります、という感じで介護施設の方々も本当にこういうことまでを対応するということですから、もしかしたら当たり前のことなのかもしれませんが、大変なことです。

母の着替えの購入

それから、母の家に行き、着替えを探して、そこにあるものは用意できたのですが、とても足りそうにないので、どんな下着やら服を着ているのかの大方のところを把握し、妻に協力してもらい、近所のお店でだいたいの数日間分の服一そろいを買い込みました。
これもすぐにそろうものではなく、新しいものを買いそろえるのにおよそ10日間くらいは要しました。

現在、週二日のデイサービスに行っています

この間、母が施設にデイサービスに行きだして2カ月近くが経ち、母も非常に機嫌よく通っていること、母自身がもっと行きたいと言い出したことから、一月の第二週から、日曜日と水曜日の週二日、デイサービスに行くことにしました。

デイサービスでは、昼食を食べ、お風呂に入れてもらい、洗濯もしてもらい、楽しくそこに居る人たちと話をして帰ってくるようで、弟曰く、非常に機嫌よく帰ってきている、ということです。

先ほどの記した、着替えは今日先ほど母に届けてきたので、明日に日曜には施設の人が必要なものを持って行ってくれることになると思います。


というわけで、頻度の上がった失禁は多少気が重いですが、施設の方々の協力も得て、週二日のデイサービスを機嫌よく通っているという比較的安定した状況になってきているということを報告いたしました。

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