見出し画像

「円安⇒投資増の好循環は昨年来このコラムで繰り返し記事に、、、、6月日銀短観でようやく同じことを言ってくれた!」

円安・投資増の好循環

円安・投資増の好循環については、もちろん賃上げも不可欠ですが、昨年5月以来本コラムで繰り返し予測し、主張してきました(以下のマガジンの参照ください)。

6月日銀短観

しかし、日銀が、先月6月の日銀短観で、円安・投資増の好循環を認識したということが発表されました。
日経でも、本日の大幅な株価上昇と関係づけてですが、かなり大きく報道しています。

こうやって、昨年来予想し、主張してきました、円安⇒投資増の景気好循環が日銀短観でもそして日経の主要記事でも大きく取り上げられてきたといううことは非常に喜ばしいことと思っています。
また、それが株式相場の上昇を伴っている点でも日本の金融経済の先行きに関して、一定の情勢分析が出来ていたものと嬉しく思っています。

重要なのは今後で、中長期的に日本の良い金融経済情勢は続くと予測します。

しかし、重要なのはやはり今後です。
私の予想は、この先もしばらく中長期的にこの日本の好循環が続いていくだろうということです。
それは、何らかの形で経済活動に参画している方々は肌で感じているところですが、マクロに円安は日本の景気と雇用にプラスであることが有ります。これについては以前記事で高橋洋一さんの定量分析を紹介しました。
また、経済安全保障環境がこれまでの20年以上とはっきりと変わったということです。つまりChinaに比べて相対的に優位になっている点です。これが国内雇用に与える影響はかなり大きく円安との増幅効果があります。
これらも、これまでに繰り返し記事にしてきましたので、これにて留めておきます。


追伸/さらに後押しするには、政府の施策を

政府施策として最もいけないことは、増税です、もちろん社会保険料増のような広義のモノを含めてです。
増税については、これまでの国民負担率の大きさに現れています。これでは経済は成長しません。

私としては、この増税なしだけでもよいとも思っています。
ただそれだけでは、素っ気ないので付け加えると、すそ野の広い防衛費の増額(これは既定事項)、賃上げ(最低賃金増)、それに実効的な少子化対策、これらに集中していただきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?