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「日本株が活性化してきて昨年来の本コラムの見通しの線できている。今後も上がり下がりを続けながら上昇の方向だろうと思う」

日本株が活性化してきています。5月半ばに日経平均は3万円を超え今週末の終値は、32、265円でした。
これはちょうど一年前から本コラムを始めた時から、金融情勢に関して申し上げてきたことが概ね見通し通りに推移してきており、読者の皆様とともに記事作成者として有難いことと思っています。

メディアの記事にも昨年来申し上げてきたことが書かれるようになり、もちろん近々の記事は急騰した日本株に合わせて言わばお調子に乗っているところがありますので注意が必要ですが、メディア側も昨年来私がこのコラムで申し上げてきたような金融情勢が理解され始めてきたことは良いことだと思っています。
下記に、近々のそのようなメディアの記事を掲載します。

このあたりは日本株の有望性に海外投資家が少しづつ参入を増やし始めていることがわかります。
ただ、まだ国内の個人投資家は半信半疑で、いま逆張りで売っている投資家もかなりいるのではないかと思います。
また、次のいつも引用させていただいている豊島逸夫氏のコラムも現今の情勢をある意味教えてくれているものです。

いま、米欧の投資家たちの間での、日本株への認識を冷めた目で記してくれている面があります。
米欧投資家にとっては、まだと言うよりこれからも日本市場はあくまでマイナーであって、メジャーな投資家のうち、日本へ関心を寄せるのはイノベーター部分の2.5%それに今現在はこれにせいぜい13.5%のアーリーアダプターの一部である、との趣旨を論じています。
まさにその通りなのでしょう。
ただし、豊島氏は同時にアーリーアダプターの一部でも日本市場に関心を持ち投資行動をして来れば、実際はその影響は日本市場と言うさほど大きくない市場にとっては非常に莫大で、日経平均が33000円、34000円に行くかと騒いでいるレベルではなく、4万とか5万とかで論じるべきスケールだと言っています。

少しバブルっぽい話しになりましたが、マクロに情勢を見れば中長期的に日経平均が4万円にというのは有り得る線だと思っています。

しかし、従来から申し上げてきたように、これはウォーレンバフェットと同じ考え方ですが、日本のバリュー株投資が基本だろうと思います。

現今の金融情勢は、当然政治情勢にも影響を受け、スパイラルに進展してくものです。二次元で見れば上がり下がりしながら上昇していくというのが日本株の中長期見通しです。

今後とも、個人投資家の皆さんの健闘をお祈りします。ともに頑張りましょう。


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