「菅義偉 これから頼れる人」/安倍晋三亡き後頼れる人、総理経験者として日本政界の重鎮
前総理の菅さんが、中央公論のインタビューを受けている。中心の話題はやはり安倍元総理の暗殺事件、そしてこれまでとこれからということのようだ。
菅 義偉 安倍さんは私にとってあこがれだった(中央公論) - Yahoo!ニュース
この人らしい誠実で合理的な物言いの中に、限りない優しさが感じられるとても良いインタビューだと思う。
私は昨年9月、菅さんが退陣する時、以下をFacebook上に掲載した。
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「菅さん、ありがとうございました」 令和3年9月5日
菅総理が自民党総裁選不出馬を表明し、総理を退陣することとなった。もちろん毀誉は種々あるには違いない。しかし、これほど真摯に職務に全力で取り組まれた総理は類まれではないか。
誰がやっても批判の嵐に晒される新型コロナ対策、不可能と言われた年内希望者全員の2回のワクチン接種はもう恐らく11月を待たずに実施が確実である(この成果は端的に現在の株価に顕れている)。近々成ったデジタル庁創設、国民に恩恵の大きい携帯料金大幅値下げ、そしてこれも難しかった原発処理水の海洋放出決定、また待ったなしの不妊治療保険適用、そしてこれからボディーブローのように国民経済に有効にきいてくる最低賃金引上げ、China資本が自衛隊基地近隣を買い漁るという安全保障喫緊課題に対した重要土地利用規制法の成立、そしてこの事態、状況の中で世界に日本の権威を明確に示したオリンピック、パラリンピック開催と成功、これらを一年という短期間に渾身の気合で成し遂げた菅総理の功績は改めて振り返ってわかることであるがまことに素晴らしいの一語に尽きる。本当にありがとうございました。
昨日の会見の「国民の命と暮らしを守る」という言葉に菅義偉という一人の日本人の国思う真心が痛いほど伝わってきた。日本が西欧近代に入った明治以来百五十年余り二十一世紀に入り二十年余、如何なる批判があろうとも自分はやるべきことをやる、そういう日本人が希少になる中、令和三年九月三日総理官邸における二分という短いぶら下がり会見は秋田県人菅義偉の中にいぶし銀のごとくキラリと光る珠玉を我々に届けた。
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安倍晋三氏が暗殺というこれ以上はない不幸な事件で亡くなり、日本は大きな損失を受けた。
世界の中で、安全保障、政治経済において非常に厳しい環境に置かれた日本にとって、このあとだれが、どうリーダーシップをとっていくか、は極めて重要なこととなっている。
私は、いつも菅さんの発言を聞いたり、読んだりする中で思うのだが、菅さんの発言には、日本の心が宿っている。
安倍晋三氏亡き後、日本が頼れる数少ない中での筆頭の人物、それが菅さんだろうと思う。
どうか、お身体を大事にされ、身辺の警護を怠りなく、日本の政界の重鎮としての役割を担っていっていただきたいと思う。
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