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「28日欧州中銀シンポジウムでの主要中銀トップの発言を様子見としているが、当面下げ基調か、為替も円安継続間違いないのでは」

先週の記事で申し上げたように、株式市場についてはセンチメントが下げになっているような動きをしています。

市場は、28日欧州中銀シンポジウムでFRBパウエル議長、欧州リガルド総裁、植田日銀総裁、ベイリーイングランド銀総裁が集まり、どういう発言がされるのか、様子見しているということです。

様子見しても、タカ派的発言が出て来るだけだろうと思いますが、様子見せざるを得ない情勢なのだろうと思います。
リスクを取って投資するというタイミングではないということです。

日経平均も4日続落、しばらく市場は徐々に下げていく展開ではないでしょうか。

本日6/27付け豊島逸夫さんのコラムで、円安について言及する中で各国金融政策とインフレについて改めて示しておられますが、想定以上にしつこいインフレ、特に賃金インフレとまりは労働需給のひっ迫で利上げが予想以上に継続するという可能性が出て来ているとも言えそうです。

この労働需給のひっ迫については、本質論を本コラムでも繰り返し示してきています。
下記の記事をご覧ください。

豊島さんは、8月下旬のジャクソンホール会議でのパウエル議長発言が潮目になるだろうと予想しており、国際金融スジもそう予想していると言っています。
少なくとも、その時期までは現在の動きは続くのかもしれません。そう思って動いておく必要があるでしょう。


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