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「米財務長官イエレンも景気後退リスク減に言及 モデレイトインフレの時代」

今日2/7も利上げ、インフレのジレンマの中でも景気後退のリスク減に対する要人の発言が出た。
米財務長官イエレン、FRB議長経験者でもあるイエレンがリセッションは回避可能と言っている。

先週末に出た雇用統計がかなり高圧的で雇用者の大幅増を記録したことを捉えているものと思われるが、利上げの継続によりインフレが抑制されつつあること、これだけの利上げにもかかわらず米経済が堅調であること、米政府のインフレ抑制策に自信を持っていること、等を紺強にしているようである。

たしかに、ここまで強い利上げにもかかわらず、雇用増のこれだけ大きなこと、消費の堅調なこと、一方でインフレ率はピークアウトしまだ高いとは言うもののかなり収まってきていることは不思議なくらいと言えば言える。

こういう発言は、どこかで繋がっている可能性が有り、そういう意味で良い意味にも受け取れるし、最悪の場合かなり悪い前兆ということもある。
ただ、今回の場合、後者はあまりないようには思われるが。

次にやはり注目なのは、FRB関係者がどういう発言をするのか、ということだろうと思う。FOMCを終えて、雇用者統計のサプライズの後、それぞれがそれぞれの役割をもって発言をするのだろうから、そういうことの一つ一つを注目してみていくと、イエレンとのつながりなども自ずから見えてくることになるだろうと思う。

今週からの米金融関係の記事には注目だと思う。

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