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「家庭の運営という概念 その76」/母を連れて父の墓参りと悲嘆、、、母は父を忘れていました、、、ああ

母を連れ、父の墓参り

昨日9/18午後、施設に母を迎えに行き、久しぶりで母とドライブしました。
彼岸に入ったので、天気が良く残暑が厳しかったのですが、父の墓参りに行くことにしました。

先月末の新しい薬の状況

先月下記の薬を新たに処方してもらいました。
・興奮を抑える薬チアプリドを処方します(心の不調や不具合を調整するお薬です。神経の高ぶりや不安感をしずめ、気持ちをおだやかにする、ということでした)。
施設での大声や暴言などに対して、精神を安定する薬です。

状況ですが、
施設管理者のKさんによると、起きているときはあまり変わらないが、自室で休む時間が増えたということで、昨日施設を訪問した弟も落ち着いていたということでした。
施設に連絡したときなども実際寝ていることが多くなっていて、落ち着かせるというのはある面エネルギーを鎮静するということで、やむを得ないとはいえ、息子としては少し複雑なものがあります。

外出、ドライブして墓参り

施設の人が少ないとのことで、施設の2階に行き私が車いすごと連れ出し、車に乗せました。
暑い日で太陽がまぶしい午後でしたが、エアコンを効かせて、車で30分強ほどのところにある父のお墓に行きました。
何度も「お父さんのお墓詣りに行くよ」と言ったのですが、哀しいかな、母には十分通じませんでした。
お線香をあげて、母のこと、弟のこと、私の息子二人のことを報告し、見守ってくれるようお祈りしてきました。

帰路の悲嘆

十分に通じないまでも、父のお墓参りですから、少しはわかってくれたのかな、と思っていたのですが、
帰路、母が「お父さんって、だれだった、私のお父さん」とぼそっと言いました。
母は父のことを忘れていました、、、、ああ
さすがにこれは堪えました。

22年前に父は肝硬変で亡くなりましたが、お酒が好きな父に散々に苦労させられた母としては、なんらかの意識として思い出したくないというところはあったのかもしれません。
実際、昨年もう少ししっかりしていたころ、母が結婚する前に好きだった人のことを何回か語っていたこともありました。

人生はこういうことがあるものなのでしょうか。


今週は再度、認知症専門病院への通院です。
施設管理者のKさんも同道してもらいます。


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