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「綿矢りさのインタビュー記事を読んでいて」/書き続けることの重要性

 今日(8/9)、綿矢りさの新刊インタビュー記事を読んでいて、ああ、なるほどなあ、と思ったもので少し述べてみます。

38歳の綿矢りさはとてつもなく深みを増していた、新刊『嫌いなら呼ぶなよ』は今の彼女こその等身大(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

 もう38歳になったんだなあ、という感想と共に年を経て、力が抜けていい感じになりましたねえという気がしました。
 ここで紹介している、新刊に収録されている「老(ロウ)は害(ガイ)で若(ジャク)も輩(ヤカラ)」など、最近、普通におきる事象をメールのやり取りの中で、面白おかしく言葉遊びを楽しむように書いていて、とても好感が持てました。機会があれば買って読んでみようかと思っています。

 それとは別に、ははーんと納得がいったのは、最年少で芥川賞を取った彼女にして、書くことを継続することの実態が、それはレベルはすごく違うのでしょうが、我々とさして変わらないことでした。
 書けなくなってハタと気付いたことが、「考えていることをそのまま書けばいいんだ」と言っていたのには、至極同感しました。そしてその記述がつたないか、つまらないかなどは書いた後に振り返ってやり直せばよい、と言ってることなど素直な彼女に非常に共感が持てました。
 
 私なども、実際これまでサラリーマンとして仕事をしてきて、「これっ難しいよおー」の連続でしたが、確かにとにかく前に進むことで何とかなってきたことと似ています。また、サラリーマン生活も実際書くことが多く、「上手く書けんなあ」という連続ではありますが、時にこれだ、とハタと結構うまく書けたりしてきました。

 このnoteも、同じように続けて書いていくこと、考えていることを書いてみること、そうした継続の中に何か見えてくるものが有りそうな感じがします。
 還暦を過ぎて始めたこのブログも3カ月になりますが、サラリーマンとして新規技術開発をしてきて数々の失敗の中でわずかにキラめくように起きた成功のように、天からのプレゼントが、このnoteでもあることを期待して毎日続けて行きたいと思っています。


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