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「くすぶる米欧金融不安、不動産にリスク」4/7本コラム記事 みずほ唐鎌氏の言はやはり当たっていた。

本日5/9は、米欧金融不安に関する記事が、日経、ロイターと続けて掲載されていました。
以下の三記事が目に止まりました。

米銀の融資態度が悪化し、融資態度悪化からさらに先に融資が半年から一年遅行して現れる傾向があることから、やはり情勢はかなり厳しく、リスクがまだまだ払拭されないことを示しています。
特に不動産融資のリスクが高まっていることが示されています。この点は今後この金融不安の焦点になってくる可能性が有ります。

上記ロイター記事も同様の情勢が記されています。
さらに以下の記事にも同種の情勢が記されています。

近年、ネットバンキングにより預金の移動が高速化し、銀行預金の急激な流出に追いついていくことができない銀行のジレンマについて示されているのと、最後にまた不動産、特に商業不動産の融資にリスクがあることが記されていることが目を引きます。

4/7に本コラムで、みずほの唐鎌氏の記事を引用して、商業用不動産融資のリスクについて記しました。

一カ月前に、米欧でバブル化したこの不動産融資、証券のリスクについて論じていた、みずほ唐鎌氏は記事でも申し上げたようにやはり良い視点を提供していたと思います。

この金融不安の根本になお、不動産関連のリスクが横たわっていることが露わになってきている中、今後この状勢はそうそう簡単に解消していくということは難しいのだろうと思わせられます。

よくよく情勢をみながら、個人投資家の皆さんも活動を進められますことをお祈りしております。
頑張りましょう。


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