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「これだけで済まない欧米金融不安『次の危機の芽』不動産ファンドの資金流出が投げ売りを招く」(東洋経済オンライン/みずほ銀行 唐鎌大輔)いつも良い記事を書きますね

みずほ銀行の唐鎌大輔氏はいつも良い記事を書いてくれます。今回も東洋経済オンラインで「これだけで済まない欧米金融不安『次の危機の芽』不動産ファンドの資金流出が投げ売りを招く」との記事を公開してくれています。

詳細は、記事を読んでいただくとして、リーマン以来のデフレ金融緩和状況下、欧州の不動産ファンドがバブルの如く膨張してきて、一旦危機となり預金と同じように取り付け騒ぎが起きれば、換金に時間のかかる不動産ファンドではなおさら危機の連鎖が起きる可能性が有るとのことを記しているようです。

現在起こっているのが、30年来続いてきたデフレからインフレパラダイムへの歴史的転換であることはこれまで繰り返し述べてきました。
それは間違いのないことです。

上記記事を読んでいただいた方々はよくご承知のことと思います。

ここで唐鎌氏は、米国でシリコンバレー銀行破綻から起きた金融不安について、デフレからインフレパラダイムへの歴史的転換におけるリスクについてクレディスイスだけの問題でなく欧州においても不動産バブルの崩壊の危機の形で色濃く伏在している、ということを明らかにしています。

まずくすると、利上げと不動産ファンド成立の深刻なトレードオフが欧州を襲うかもしれないということのようです。



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