「『日本株はトランプ・トレード負け組に』(日経)だって?そんなことは金輪際有りません!」
『日経平均急落 日本株はトランプ・トレード負け組に』(日経 大越優樹)との記事だが
本日7/18の日経に、上記記事が掲載されました。
ちょっと、日経さん、いつものように左傾がかって自虐が過ぎませんか!?
久しぶりに米国株と反対に大きく日本株が下落したため、なにやらヒステリックとも感じられる論調を採りたくなるのもわからないではないですが、日経さん、記者の大越さん、自虐に過ぎてやしませんか?
トランプ当選は日本に全きプラス
確かにトランプは現今の円ドル為替について、不満を持ってはいるでしょう。明らかに日本経済をけん引している日本の製造業に有利です。
為替について牽制発言をして5円以上円高方向に進んだというのはトランプの当選可能性がかなり高まったことの裏返しではあります。
それに驚いて株が下落するというのはまさにそういうこともあるでしょう、ということに過ぎないことではないでしょうか。
相場というのはそんなものです。
それを「日本株 トランプ・トレード負け組に」というのはいかにも早計過ぎます。
しかし、前トランプ任期中の日米関係を考えれば、トランプ当選は日本にとって日本経済にとっては全きプラスです。
そもそも米中冷戦構造、裏返せば日米経済同盟強化に走るに至ったきっかけは2016年のトランプ大統領当選に始まります。
もちろんあの時日本側も安倍晋三政権という日本にとっての好条件はありました。しかし、日米関係というのは米国がまともなトキは日本の政権もまともに機能するということが歴史的に非常に蓋然性が高いのです。
このことはよく考えれば当たり前なことです(が、ここでは詳述しません)。
トランプ当選の可能性が高まった今、日本経済の将来もかなり明るい
この状況で大きく見れば、トランプ当選の可能性が高まった今、日本経済の中長期的見通しもさらに明るくなった、ということです。
もちろん、日本の政権がもう少ししっかりしてくる必要はあると思いますが、トランプがカウンターになれば日本もしっかりしてこざるを得ないのです。その人材も日本にはいます。
日本株については、ここまで日経平均で4万円を超え、かなり高みに来た状況でありますが、中長期的にはより明るい展望を持って良いと思います。従来から本欄で繰り返し言ってきた経済安全保障環境のなせる業です。
以上、日経の似非情報に惑わされないようにと思い、記してみました。
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