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「9月FOMC利上げ見送り、年内再利上げの可能性大=全く予想通り」/日経よりロイターがより分かり易く詳しい

9月FOMC利上げ見送り、年内再利上げの可能性大

9月のFOMCの結果が発表になった。このことについては、8月末のジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演と考え方においてあまり差異は無く予定通りであったとの感が強い。
株価も大きく反応するということはなく、つまりサプライズのない予想通りのFOMCだった。

日経報道とロイター報道の差、ロイターは分かり易く情報が豊富

上記の日経の報道も事前予想通りの内容であるとの感を受けるが、このFOMCが世界に与える影響に鑑みると、ロイターの報道の方がより分かり易く、詳細にわたっていて興味深い。

ロイターの方が、記事ボリュームがあり、パウエル議長の発言要旨を箇条書きでかなりの量で報道している。
このことは、分かり易いと同時に、内容の詳細把握をしやすくしている。
こうして、金融情勢を掴みやすくしているという点で優れていると思う。

確かに、纏めると、
「最近のデータはインフレ鎮静化の方向や労働需給の緩和の方向を示しているが、様々な金融経済要因によって今後の変動のリスクがあり、なにより米国景気がこれまで予想したよりかなり強いことで、ソフトランディングの可能性の扉が大きく広がってきている、ただしそれゆえ原油などの商品市場の引き締まりによるインフレ再燃、継続のリスクが高く、引き締めの継続の必要性が高い、ただし、データにしっかりと基づいて金融政策運営していくことでソフトランディングさせていきたい」
というものだったが、
詳細があることで頭にすっきり入ってきて、今後の情勢判断に資するという意味でロイター報道は非常にためになった。

日経にも頑張ってほしいが、反日報道を払拭しないと金融経済は見えてこない

日経にももちろん頑張ってほしいが、反日傾向を払拭しないと情勢判断に本来的な意味で資することができないと思う。
そこに思惑が有っては、正しいことが見えてこないわけだ。

内部に工作活動を受けているのは、日本の他のマスメディアと同様だと思うが、身を正していくことで改善してほしいと思う。

何はともあれ、我々個人投資家としては、日本のマスメディア、有為の識者、海外メディア、海外の識者など広範に情報を得ながら、クールな投資活動をしていかなければならない。

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