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「6月のFOMCは、0.25%の利上げで確定か、ナスダックは上げ過ぎたので下がる?、、、日本株も一旦調整か」

これまでの本欄で近々の金融情勢について種々述べさせていただいています。
すこし日本株は上げが急ピッチでしたので、調整するかもしれないという空気が出て来ているのが感じられると思います。
海外の情勢に目を移しますと、
米国の個人消費支出コア物価指数が4.7%と予想を0.1%上回り、ここのところインフレに過敏になって発言が増えているFRBのタカ派の勢いがさらについてくる気配がしています。
先週の段階で、6月のFOMCは利上げ継続が過半数になってきていましたので、個人消費支出コア物価指数が予想を上回ったことでおそらく0.25%の利上げ継続がほぼ決まったような気がします。

この情勢については、豊島逸夫さんのコラムがよく語っている通りです。

以前からFRB関係者と国際金融スジでギャップのあった利下げ時期ですが、これも来年上期というのが決まってきたようです。

今後ですが、短期的には、FOMC前後でここのところAI関係で上がり続けていたナスダックから下がってくる可能性が有ると思います。
日経平均については、だいぶ前からダウよりナスダックとの相関が高かったですので、これもナスダックに合わせて下げる可能性が有ります。
まあ、このところの上げが急ピッチでしたので下げてもやむを得ない状況なのだと思います。

ただ、為替の情勢には十分な注意が必要です。円安が昂進すれば日経も意外にもつかもしれません。昨年の今頃と少し状況が似ています。
昨年から言い続けていますが、日本株は割安株への投資継続が私のスタンスでいまも変わりはありません(ウォーレンバフェットとも合致しています)。

以上、今日の時点でアップデイトしてみました。


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