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「米株高は年内利下げ3回を織り込んでいるらしい、やはりFRBとはギャップ有り」/米株下落で順当、上昇は危険サイン、日本株はチャンス

本日5/11の日経とロイターの記事をご覧ください。最近の米株高は、以前からそうだったように、FRBと国際金融スジの認識ギャップがなおかなり存在しているということがわかります。

日経の方は、記事へのコメントがみずほ証券の上野泰也氏から寄せられており、市場は年内三回の利下げを織り込んでいるのに対して、FRBはそうでなく、恐らく利下げは来年だろうと言っています。

また、ロイターの記事も、同様の認識ギャップについての意見が掲載されていますが、リセッションリスクについてかなりセンシティブになっていることもうかがわれます。一方でソフトランディング論めいたものもあり、相変わらずのブル気質が出ています。

しかし、一様に米株高の行き過ぎ感は感じられ、おそらくかなり今後下落リスクが高いことを窺わせますが、私もそのリスクは高いと思います。

6月のFOMCは利上げせず、でしょうが、パウエル議長もタカ派発言をして金融不安もありますので市場を少し冷却させるのではないかと思います。
7月にもFOMCがあります。そのあとは9月です。金融不安とリセッションリスクで、そのあたりまでは米株は下落の方向で行くのではないでしょうか。
むしろ、その方が日本株にとっても中期的上昇が期待できると思います。
逆に米株が上昇したりするのは、リスキーなサインだと思います。

今後も金融政策は難しい舵取りだろうと思いますが、我々個人投資家もそこをよくよく見極めて個別株投資していかなくてはなりません。
ただ、繰り返しますが、日本株特にバリュー株は買いだろうと思います。



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