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「大阪への旅」その1/定年後一番最初に行きたかったのはやはり大阪だった:2021年12月大阪への旅 

第二の人生のスタートとしての「旅」

私は、昨年2021年11月末で一応今の会社を定年になりましたが、その後も引き続き再雇用という形態で働いています。
そうではあってもやはり一つの区切りというのは間違いなく、第二の人生を定年と同時にスタートしたわけです。

しかしそうは言っても、定年ぎりぎり11月30日まで二つの部のライン部長をして、そういう意味では仕事を目いっぱいしていましたので、一旦立ち止まって考える時間が必要だと思っていました。

そのために、定年直後の12月には妻と旅行に行くことにしておりました。
そしてその旅の場所は早くから「大阪」と決めていました。

第二の人生のスタートも大阪から

それは、第一の人生を実質的にスタートしたのが大阪だったからです。私は大学生活、つまり大人としての第一歩を大阪から始めました。
ですから、第二の人生を展望するにあたり、第一の人生を展望していたころの気持ちを自然に思い出したから、大阪へ行きたかったのかも知れません。

出発、スタートというのに付随するものは、やはり希望です。
希望や夢は同時におそれを内包しています。
その希望が私を大阪へ誘ったものです。そしておそらくおそれも。

そういうスタートにあたって、是非私はかつて感じたと同じ気持ちで第二の人生をスタートしたかったのかもしれません。そして第一の人生のスタートから終わりを振り返るためにも、スタート地点にたつ必要があったのでしょう。

こういう動機ですから、妻には理解してもらうことは期待できません。しかし、よくこの旅を納得してくれたものです。ありがとう。

親友たちと会うことも目的

そして学生時代からの本当の意味での親友たちとも会いたかった。それも大阪への旅の目的でした。
そういうことも含めて、この旅では十分に時間を取りたかった。最初はもっととも思いましたが、妻のこともありますので5泊6日で大阪だけの旅行とすることにしました。

往復はこだま号グリーン車

ゆっくりと大阪に近づき、ゆっくりと大阪を去りたいということもあり、割引乗車券があることに便乗して、こだま号グリーン車で往復を楽しもうと思いました。
そしてその願いは叶えられ、
大阪を去る夕は、雨、大阪しぐれの中を新幹線がゆっくりと大阪の景色を惜しむように、関西の景色を惜しむように走っていきました。

今、あの時感じた希望とおそれを胸に、明るく第二の人生を築いていこうとしています。
第一の人生のスタートで感じた夢や希望の感触を確かめながら、第二の人生もくすんではいるかもしれませんが明るい夢と希望を感じながらやってきたいと思います。

次回以降で、5泊6日の大阪の旅の中身を記していきたいと思います。



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