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#FOMC
「1/30,31のFOMCは大方の予想通り、12月のFOMC後の推移のように市場は反応しそうな気がするが」/リスクは昨春の米銀破綻の後始末、3月マネー需給がタイトになるときまた起きるか米銀問題?
先週のFOMC 1/30,31のFOMC(米国FRBの金融政策決定会合)は、いろいろな形で報道されましたが、基本的には大方の予想通り利上げも利下げも無く3月の利上げの可能性は限りなく低くなりました。 雇用情勢や物価などの指標もこれに合わせるような数値が基本的にはシナリオ通りに運んでいるように見えます。 これを受けてか、事前の思惑通りにか、長期金利は低下し、米国株式は上昇しています。 しかし、FRBは今後起きるどのような事態にも対応すべく経済及び市場を注視している、というこ
「1/30,31のFOMCに注目、3月利下げは難しいのではないか、5月以降が順当。日銀も3月以降でマイナス金利解除か」/米国経済のソフトランディングの確率高まり株式市場は崩れにくいか、そうなれば日本市場にも期待できるか
1/30,31FOMC 近々1/30,31に米国金融政策決定会合(FOMC)が開催されます。 ここで、利上げ若しくは利下げの金融政策変更があるとは思えませんが、問題はいつ、現在の引き締め金利を解除し利下げに踏み切るか、ということです。 近々の情勢は、上記記事などに典型的にみられるようなものです。利下げは思ったより遅めに開始しそう。 米消費支出は、予想を上回る状況が続いており、極めて堅調です。一方でインフレは若干予想を下回る推移を示して、米経済はいよいよソフトランディング
「インフレとの闘いは終盤になりつつあるが、景気後退とインフレのジレンマの本格化はこれから、量的引締めも継続中、、、、しかしFRBも大きく市場を下落させたいとは思わず、、、という均衡を行ったり来たりか?」
11月はインフレ後退し長期金利が下がり、株式市場が大きく上昇 11月はここのところでは従来に比して大きく株式市場が上昇しました。これは、インフレリスクが統計指標上後退して10月に上がっていた長期金利が見事なほどに下がり、利下げが盛んに前倒しされるとの予想が出てきたというような情勢によるものです。 上記記事は、それをサンタラリーが一足先にやってきたなどと揶揄する情勢を記していますが、記事の趣旨はそれだけでなく先行きの不安要因をこそ論じているところにあります。 先行きの不安
「今月初めのFOMCと日銀金融政策決定会合で、市場トレンドがまた変わった可能性もある、今後のマネートレンドに注意が必要」
日銀金融政策決定会合10/31とFRBのFOMC11/1 先週の日銀金融政策決定会合で長期債の上限金利に融通性を持たせる実質利上げ及び緩和政策の継続が決定され、予想通りでしたが概ね市場に歓迎される形となったと思います。 また、翌日の米国FRBによるFOMC(金融政策決定会合)についても、予想通り利上げ見送りがされ、パウエル議長によるタカ派スタンスは変わらないものの、利上げプロセスの終わりを意識した発言もあり、かねてから逸る国際金融スジは利上げ終了を期待してこれも市場からは歓
「今朝11/2のFOMCの結果報道は、ほぼ予想通り=利上げ見送り、賃金含めインフレ下げ基調あるが不十分今後十分高金利持続し利上げ可能性も有、米経済好調は予想を上回りソフトランディング可能性高まる」/市場は予想通り、利上げ収束予想し上げているが、、、、
本日11/2朝のFOMC結果報道 本日11/2朝のFOMC(米国金融政策決定会合)の結果報道は、ロイターが良い記事で非常に分かり易かったと思います。 この記事が、パウエルFRB議長の会見要旨を箇条書きで実に5頁にわたり記載しています。この箇条書きが、より金融政策の実質を伝えてくれていて非常に役立つ報道だと思います。 要旨 としては、 表題に書きましたように、 利上げ見送り 賃金含めインフレ下げ基調あるが不十分 今後十分高金利持続 利上げ可能性も有、 米経済好調は予想
「米株高は年内利下げ3回を織り込んでいるらしい、やはりFRBとはギャップ有り」/米株下落で順当、上昇は危険サイン、日本株はチャンス
本日5/11の日経とロイターの記事をご覧ください。最近の米株高は、以前からそうだったように、FRBと国際金融スジの認識ギャップがなおかなり存在しているということがわかります。 日経の方は、記事へのコメントがみずほ証券の上野泰也氏から寄せられており、市場は年内三回の利下げを織り込んでいるのに対して、FRBはそうでなく、恐らく利下げは来年だろうと言っています。 また、ロイターの記事も、同様の認識ギャップについての意見が掲載されていますが、リセッションリスクについてかなりセンシ
「FOMC 0.25%利上げ、パウエル議長もこれしかなかったのだろう。インフレへケアしつつ金融システム安定化をした」/いずれインフレ目標2%を変えるのではないか?
FOMCの結果 本日朝、3/22FOMCの決定が報道されました。日経でもロイターでも様々な識者の意見が開陳されています。 3月の初め時点の利上げ予想は0.50%だったのですが、シリコンバレー銀行破綻に始まる金融不安が意外に大きいことが伝わり、それがそもそも利上げによる債券の下落によるものであることわかりました。 利上げ予測と結果 こうした中で、金融不安がかなり大きなものであれば、利上げも止めることになるし、小さなものであれば0.50%で利上げ継続する線も可能性として有