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2023年11月の記事一覧
「ローマ人の物語ⅩⅤ ローマ世界の終焉」/帝国の、ローマ文明の終焉、哀しいかな。活力が失われローマ人の気概が雲散霧消し、ローマ人がいなくなった、、、、
読むのがつらくなる「ローマ人の物語」最終15巻 本巻15巻では、ローマがローマでなくなり、痕跡さえも破壊され消失していく過程が描かれています。 そして読んでいて、つらくなるのがこの「ローマ人の物語」最終15巻です。 あの輝かしいスキピオ、カエサル、アウグストゥスのローマはもう痕跡さえも無くなっていく、そんなローマに何の意味があるのでしょう? そんな塩野七生さんの叫びが聞こえてきそうな15巻です。 人間を知るためには誕生から死までの事績を丁寧に追うことだとの信念で『ローマ』
「日本に必要な活力の再生」/新保祐司氏は、”私と公”を取り上げ、”公”に生存の意味を感じ発する本当の喜びに基づいた活力こそが今日本に必要だと・・・・少し哲学的ですが、、、
「『昭和と明治』祝日によって喚起される国民の記憶」昭和の日をお祝いする集い実行委員会編 私の手元に、本日11/3を「明治の日」にという意味で、昭和の日をお祝いする集い実行委員会から送付されてきた、「『昭和と明治』祝日によって喚起される国民の記憶」という小冊子があります。 新保祐司氏 新保祐司氏については、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、産経新聞正論欄執筆メンバーで歴史や宗教に造詣の深い文芸評論家です。 本コラムでも、本年のお正月に、元旦に新保氏執筆の産経新聞「正