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2022年12月の記事一覧
「米中関係を決定的に変えた米国人の著作 1)『米中もし戦わば』文藝春秋社ペーターナバロ著、2)『China2049』日経BPマイケルピルズベリー著」
今日2022年末の現在、2年前にバイデン民主党政権に政権交代しようとも一貫して変わったことがなく、今後も米国の政策として変わることの無いChinaとの新冷戦とも言える政策が、これを機に決定的に変わったとされる米国人による著作が、2015年から16年にかけてトランプ政権誕生前に出版された、 1)『米中もし戦わば』文藝春秋社ペーターナバロ著 2)『China2049』日経BPマイケルピルズベリー著 となります。 前者は、トランプ政権中枢にあって外交政策を進めた大統領補佐官のピー
追伸/「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」(文芸春秋)エマニュエル・トッド著、堀茂樹訳 ”我々にとっての最重要課題=日本の人口減少について”
昨日記事にした、「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」(文芸春秋)エマニュエル・トッド著、堀茂樹訳 だが、我々にとっての最も重要な課題が突きつけられている。 親日家トッド エマニュエル・トッドは、日本についての記述にかなりの紙数を費やしてくれている。真摯に日本のことを考えてくれているようだ。それは、これまでの彼がその発言によって、自分の国フランスをはじめとしたヨーロッパ、米国で大きな批判と非難にさらされていたとき、日本が彼の発言に理解を示してきたことが有るようである。