市場予想2024年4月16日

投資をすすめるにあたり、いまの自分の予測でも書いてみようかと思います。
だいたい3ヶ月くらいの期間の予想です。

最良は金
次点で日本の半導体以外の株、アメリカとヨーロッパの債券
アメリカ、ヨーロッパ、インドの株には分散投資も割合は少なめ
中国株や中国との取引多い会社の株は見送り
 
【アメリカ】
アメリカの金利は、大統領選を控えた政治的な理由と、高金利による景気後退が遅れて現実化し、年後半には下げに転じる。株価は緩やかに上昇を続けるが、これまでのような急上昇はない。債券は高金利を反映してインカムゲインが伸び、金利低下によるキャピタルゲインも見込める。債券はインフレ不安が強い今が最安値か。

【日本】
日銀は利上げを行うがその幅は小さく、アメリカとの金利差は少ししか埋まらない。多少の円高にはなっても円安は続く。148円くらいがせいぜいか。155円あたりで日銀は介入するが、それ以上に円安が進む可能性もある。原料価格は高止まりするが各企業の決算、株価への反映は終わっている。最も懸念されるのは人材不足で、給料は上がる方向にある。原材料と人件費の上昇で下請け会社の価格決定力が強くなり、下請けに価格転嫁していた完成品メーカー、特にトヨタやゼネコンは利益水準が落ちる。銀行、資源、食品、サブコン、自動車部品などの会社の株価が伸びる。インフレ直撃で外食は厳しい。半導体は今後の成長分以上に上がった。

【コモディティ】
先進国以外の需要増を反映し、金属価格は上がる。農産物と原油は政治的な思惑の影響を受け、伸びない。金は国際情勢の悪化、先進国のインフレ、インドと中国での需要増でさらに高騰する。

【ほか】
ヨーロッパは利下げ開始で債券にチャンスあり。株はアメリカと同じ道だがアメリカよりは上昇幅が大きめ。インド株はこれまでのような急上昇は見込めないが緩やかに増加。中国関連は政治リスク高く見送り。新興国も同じ理由で見送り。

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