見出し画像

音楽カルタ

 音楽は時間数が少ない割に,やることも覚えることもたくさん。音符や記号など,短い時間の中ではなかなか覚えることができません。音楽をあまり好きでない子どもにとっては,余計楽しくない学習になるなぁと感じていました。
 そこで,子どもたちが好きなカルタとりで少しでも興味をもってもらうことにしました。市販品があるかも知れませんが,音符や記号をA5サイズにプリントしてラミネートフィルムをすればできます。ちなみに,裏面にはその記号の読みや意味(例 記号名:クレシェンド 意味:だんだん強く)が書かれています。
 各グループにその日に使うカードをわたしカルタと同様に机上に広げます。先生が言う「クレシェンド」「シャープ」などの記号名を聞いて,その記号のカードをとります。
 ただ,苦手な子にとっては,いきなり記号名を言ってもわからず楽しくない。なので,最初はどのカードか見せてからとってもらいます。そのときは,名前をそのまま言わずに,「クレシェンド」なら「クレ…ープ」,「シャープ」なら「シャー…ベット」などのフェイントも入れて,お手つきも誘いながらカルタ取りを進めます。
 音楽の最初に5分程度行うと,音楽があまり好きでない子どもも,にこにこと授業を始めることができます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?