『ブラッディドール』(北方謙三)
【年齢よりずっと子供だった】
「BLOODY DOLL さらば荒野」(北方謙三)の一文です。
「ハードボイルド」
言葉では聞いたことがあるがどういう内容なのか分からないまま生きてきた。
今年の誕生日にこんぶ店長からこの一冊をプレゼントしてもらい読んでみることに。
うーむ、なかなか入り込めない世界観。
生きている世界が違う気がする。
それでも何か惹かれるものがある。
主人公は酒場「ブラッディドール」のオーナーの川中良一。
冷静で、タフ、そして、あまり感情を出さなずに問題解決を行っていく。
シリアスな場面で、感情を抑えて、強くてカッコいい主人公だ。
なるほど💡
僕はゴレンジャーとか前に出るタイプのヒーローより、こういうヒーローの方が好きかもしれない。
冷静だけど、心の中は熱い。
そんな感じだ。
ハードボイルドの主人公はあまり感情を表に出さないそうだ。
ん?
これ僕も同じようなことしてるなw
そんな気がする。
この話しの中で主人公の川中が敵と対峙した時に煙草を吸うシーンがある。
ただ煙草を吸うのだが、
目線だけは相手から外さない。
目だけは相手を見続けるシーンが印象的だった。
おそらく僕の人生は『目』というのがキーワードなのだろう。
他人からの見え方だったり
別の視点で物事を見ることだったり
人からの見え方や自分の見方が
自分という人間を形成してきた。
そんな事を読みながら感じる。
読み終わってパラパラめっくっていくと
タイトルの一文が1番心に残る。
おそらくこれが僕を1番表している。
まだまだ一人前になりきれていないのかな。
こんぶ店長はそんなことを教えてくれようとしてるのかなー。
そーいえば、
誕生日にこんぶ店長にメッセージをもらった。
色紙を見返す。
そこには
『自分の道をゆけ!!』
と書かれている。
こうすれば
誰かが喜ぶとか
こうすれば
素敵な人間になれるとか
そういうテクニック的なことも大事だけど
自分の感情に素直になって
もっと自分の素をだしてごらん。
それだけで
素敵な人になれるんだから。
今までのカッコいいに捉われるな!
カッコ悪くても、カッコいい人たちがいる。
足りないと思えば
頑張ればいい。
人生の道は、まだまだ続く。
誰かが歩いた道ではなく
自分の人生を歩むだ!!
なんかそんなメッセージをもらった気がする。
あざます✨
最近はめんどくさいの先にカッコいいがある気がしている。
少しのめんどくささに取り組んでみよう‼️
改めて、
心を整えてもらった気がする。
本は手に入れてすぐに効果が出るものじゃない。
買って
読んで
行動して
そのあと
期待した効果が出るか分からない。
だからこそ、
時間がかかるからこそ、
読むべきものがある。
すぐに手に入るものに目移りするな‼️
と
改めて自分に言い聞かせよう。
#ブラッディドール
#北方謙三
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『ブックランドフレンズ』
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