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『早朝始発の殺風景』(青崎有吾)

【朝は、夜の延長線上にある】

「早朝始発の殺風景」(青崎有吾)の一文です。

この事実って意外と感覚から外れやすい常識だと思う。

昨日、飛行機に乗るために早朝の電車に飛び乗った。

そこには2種類の人間が居た。

「今日を生きている人」と「昨日の続きを生きている人」だ。

昨日という日をリセットしているかどうかで

今日を迎えるタイミングがズレるんだ。

早朝の電車は、なんかそういう混沌とした空間なんだと思う。

この小説は

『ワンシチュエーション&リアルタイム』

という映画のとある1場面を切り抜いたような作品だ。

早朝の電車、ファミレス、観覧車、公園、友達の家•••

そこで繰り広げられる

ほんの20〜30分の物語。

そのあっという間に過ぎる時間で

人間の感情が揺れ動く模様を描いてくれていた。
#オモロかった
#オススメ

この切り取り方ってとても身近な視点だと思う。

僕たちが普段生きている中で

出会う人々がまさにそれだ。

電車で一緒になった人

飲食店のおばちゃん

タクシー運転手のおじさん

友人・知人

皆んなが皆んなそれぞれの人生を主人公として生きているけど

僕たちが見れるのは、ほんのワンシーンだけなんだ。

だからこそ、相手のことを想像してみるのが楽しい。

目の前のこの人は僕と会う前と後にも人生があるだと想像すると物語はどんどん膨らんでいく。

小説を読むといいのは

想像力が鍛えられるからだと思う✨

目の前の人や遠い人、歴史上の人物など色々な人の人生に思いを馳せることができると

人生って楽しみが抜群に増える。

暇があったらスマホを見ている人が多いけど

本を読むかその時にそばにいる人の人生を想像してみると、経験値が貯まる気がする。

その経験値がいつか自分を手助けしてくれるカモしれない。

旅に出ると普段より感性が上がる!

普段とは違う景色や環境は感覚を研ぎ澄ませてくれる。

だからこそ、旅に出た方がいいんだ。

『本を持って旅に出よう』

こんぶ店長はそんなことをよく口にする。

ようやく少し分かるようになってきた。

ふと旅を思い出せてくれるのは

本と音楽だと思っている。

旅にで出たら少しでいいから

本を読んで
#短編集がいいかも

その場所に合いそうな音楽を聞いておこう。

それが思い出すトリガーになるから♪♪

その旅の一場面を切り抜けるようにしよう♪♪

僕たちは毎日誰かの人生の一場面を観せてもらっている感覚を持っておくと

人にもっと興味が持てるようになるかもよ(*´∇`*)✨

『旅行に行く人が持っていくのにオススメ』

#早朝始発の殺風景
#青崎有吾

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中学生の恋愛模様も想像できるこんぶ店長のいるお店

『ブックランドフレンズ』


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