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やりたいことがない人の為の、やりたいことを見つける方法

「やりたいことが見つからない」と悩んだことはありませんか?
今回は、やりたいことを見つける方法を紹介します。
先に結論を書くと、何も行動せずに突然やりたいことが見つかることはありません。

テクニカルスキルからコンセプチュアルスキルへ

ロバート・カッツのモデルによれば、マネジメント層になればなるほど、テクニカルスキルよりもコンセプチュアルスキルが求められます。具体的な業界や職種にこだわりすぎると迷いの原因になります。特に具体的な目標が見つからない人は、この考え方に目を向けましょう。

will, can, must のバランス

特に経験が浅い時は、自分のやりたいこと(will)だけを考えて、他者に求められること(must)や自分ができること(can)を見落としていることがよくあります。まずは求められていること(must)を理解して、できること(can)を広げてみることをおすすめします。本当にやりたいこと(will)はそこからみつかることもあります。

not to doリストを持つ

ただ、求められていること(must)ばかり考えて、周りに振り回されてしまわないように、やりたくないこと(not to do)のリストを持っておくことも大切です。

自分の役割を見つける

組織やチームにおいて、自分の役割や使命を自分自身で考えて設定してみることで、やりがいが生まれることがあります。自分で役割を設定してみましょう。

桃太郎理論で役割を考えてみる

桃太郎理論において、チームの役割は桃太郎、犬、猿、キジに分類されます。あなたは現在どの役割を担っていますか?自分に適した役割を見つけることで、やりたいことが見えてくるかもしれません。
組織の状況によって求められる役割は変わります。成長のためには、様々な役割を経験することが大切です。

まとめ

熱中できるようなやりたいことがなくても、まずは目の前にあるmustに取り組み、canを広げることに集中してみましょう。
お金やテクニカルスキルに逃げず、コンセプチュアルスキルのトレーニングを行うことが、後々自分の資産になります。

最後に、日々の仕事の中で内発的動機(好き、面白い、楽しい等)に出くわしたら、そこに“やりたいこと”が潜んでいると考えてみましょう。この考え方を取り入れることで、自然とやりたいことが見つかるはずです。