オススメ漫画紹介! ONE PIECE

・ワンピース最新109巻を読んだ。
 このごろのワンピースは情報量がギャグ漫画くらい多い。お昼休みと帰宅途中と帰宅後を使ってやっと読み切ることができる。

・ワンピース、物語が畳まれ始めを感じる。もう、新キャラが登場することはなく、これまでの人間関係をたぐって物語を進められるんだというワクワクがある。
 ワンピースは歴史が長いから、どんなキャラクターにも文脈が乗りまくっている。ルフィの故郷の村長をみて「おっ」と思ってしまうのはいくらなんでもおかしい。
 ワンピースは今、何をしても熱い展開になっている。伏線をひとつずつ回収していくと、歴史がフリになって、読者を感度させる。強すぎる。
 初めて読んだ漫画がドラゴンボールで、その次くらいがワンピースだったから、もう、ワンピースと人生と歩んでいると言っても過言ではない。歴史が回収されていっている。

・タワーダンジョンの1巻を読んだ。雑誌で読むと面白そうだと思った。1巻を読み終わったけれど、読んでいる間、ずっと途中から読んでいる感覚がある。オープニングの唐突さや、ダンジョンものなのに探索シーンがないところ、既に探索済のダンジョンをサクサク50階層までいくところ。
 面白いのか分からないけれど、気付いたら読み終わっていた。でも面白いのか分からない。
 淡々としている、とも違う。気づいたら進んでる。省略とも違う。物語ではあるけれど、状況報告のようでもある。
 新しい仲間を獲得した。姫の生存を確認。敵と遭遇。スライムを討伐。
 に絵とセリフが付いたというか。
 でも、それはどんな物語にでも言えることかもしれない。要素に分解すれば、ワンピースだって「ウソップと出会った。坂に油をまいた。クロを倒した」になる。
 でも、タワーダンジョンは、漫画に起こすとき、他の漫画より、漫画との距離が遠くて説明との距離が近い。
 2巻から本格的に物語が始まる予感があった。楽しみ。

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