一つの鏡に美人と映る。
・人と話しているとき話の流れとして仕方なく「アナルの話をしてるのか?」と言うことがあった。
これが驚くほど口に馴染む。アナルという単語のまろやかさなめらかさも手伝っているのだろうけれど、やはり「アナルの(4)話を(4)してるのか(5)」のリズムがホップステップジャンプ的グルーブを生み出しているのではないか。
最近リズムに乗れてないなぁ、という人や、最近アナルって言ってないなぁという人は、ぜひ言ってみるべき。
・大人は仕事をしているときに眠たくなったりしないと思っていたけれど、どうやら普通に眠くなるらしいと聞いた。加齢と共に眠気が重くなってくるとも……。
思えば、集中力が切れて顔を洗いに行くと、毎回誰か先客がある。
・美しめの人と同じ鏡に映ると、そういえば俺ってキモかったなと思い出せる。
・今日は「とんと」と言う人と話した。『どこで生まれたかとんと見当もつかぬ』でしか見たことがなくて、驚いた。
・人とお酒を飲んでいると、既セックス人が多くてびっくりする。
みんな人とうまくやっていてすごいと思う。
僕もそうなりたいですね。
・性欲なさそうと言われることがある。性欲があったらキモすぎる容姿をしているから祈りを込めてそう言われているのかもしれない。またはガリ勉くんの見た目をしているからかもしれない。いずれにせよナメられていることに違いはない。
セルフイメージの僕は"ちょっぴりスケベなおともだち"くらいのものだったから、乖離に驚いた。
・電車の席が埋まっていて、だから相当疲れていたのだろう人が床に座り込んで、そのまま眠ってしまっていた。
席がちらほら空き始めてからもそのまま床で眠っていたので、足や肩を叩いてみるけれど、起きる気配がない。
何度か声をかけると、目が開いた。「席空いてるので座れますよ」と教えると、うなずいて、床寝を継続した。なんでだよと思いつつ、そうしたいならそうしていればいいと思って、放っておいた。
その人はドアの前に座りこんでいたので、何駅か過ぎると背中を預けているドアが開き、あわや大惨事ということもあり得ると思い、「背中側のドア開きますよ」と教えると、うーんと言って、元に戻る。ドアが開いて、つられてぬーっとその人もスライドして、僕はその駅で降りないといけなかったからその後は観ていない。
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