魂の退社、寂しい生活[稲垣えみ子 著] 同世代を生きる寂しい生活者の共感
稲垣えみ子さんの著書、[魂の退社]と[寂しい生活]の2冊のご紹介です。この2冊は、相互補完関係にあるので、一本の記事のほうが良いでしょう。
■稲垣えみ子さんと、その時代 著者は大学卒業以降、朝日新聞社に30年弱在籍し、50歳をもって退職。フリーになります。
文中にもありますが、バブルの残り火がまだ灯っている時代に入社し、その当時の多忙さや、大企業ならではの文化の中で「職業人としての自己」を確立しています。
年齢的には、私と同世代です。違っているのは数年の年齢差と、