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タイBLにハマって意外だっところ・楽しいところ

最近タイBLにハマったのだが、とにかく毎日楽しい
自分の記録として、ハマって意外だった点、楽しいと思ったところ、ありがたいところなどを沼落ちブログ的にまとめておく。

まだタイBLにハマったことがない人にとって興味を持つきっかけになったら嬉しい。もうハマっている人には「わかる!」と共感してもらえたら嬉しい。

※新参者のため、誤っている箇所などあるかもしれません。その際はコメントなどで教えていただければ訂正します。


作品について

①妄想が具現化されている

タイBLを見て最初に感動したのは「自分の妄想が具現化されているのか??????」ということである。

私は今まで二次創作・商業BLなどは読んできたが、BL映画・ドラマは日本の作品を数作品見たくらいだった。
もちろん日本の作品も素敵だが、タイBLは、よりオタクの妄想のような設定・キャラ・ストーリーが薄められることなく具現化されているなと思った。

私が最初に見たタイBL作品は大ブームが来ていたときに見た2getherなのだが、その後しばらく時期が空いて『Love in The Air』シリーズを見た。

たまたまPinterestで流れてきたBossNoeul(主役カプ)がくっついている写真が気になって調べたところ、BLドラマに出ているというだったので気になって見てみた。

見てびっくりしたのはあまりにも典型的なスパダリものを大真面目に(?)やっていることである。
あまり言うとネタバレになってしまうが、攻めのPayu(パーユ)のプロフィールは、

レインとスカイが通う学部の伝説の卒業生。建築士として活躍するかたわら、バイクや車の整備士としても超一流の腕を持つ。誰もが憧れる存在。

ドラマ日本公式サイトより

いや、設定盛りすぎ!!

伝説の卒業生+イケメン建築士+整備士でガレージオーナー(バイクも乗りこなす)って!!よくばりセットすぎる!!

展開もとにかく大ベタのスパダリもので、無鉄砲でかわいい受けとのいちゃいちゃがたまらない。

家や学校、ガレージなどのロケーション、衣装、撮り方、音楽も個人的には安っぽいと感じるところは少なく、安っぽくて入り込めない…ということはなかった。

出てくるキャストもみんな真剣にBL作品を演じてくれていて、BL映像作品あるあるの「萌えるけど…この子たちは売れるために嫌々やってるのかな…なかごめんね…」など現実に返ってしまうことはほぼなかった。

もちろん漫画や小説作品もいいのだが、やはり映像で見せられるとよりリアルで、妄想がリアルに具現化している感があってすごいと思った。

タイBLは日本のBL文化にも影響を受けているらしいと知って、国が違えどこんなに萌えられるというにのも納得した。

②大ベタ展開が楽しい

タイBLを見ていて楽しすぎるのは腐女子なら何億回と見たことがあるであろう大ベタ展開が出てくることである。

  • 受けが当て馬に好かれて、攻めがブチ切れて当て馬を殴る

  • 攻めが美人と仲良くしていて、受けが拗ねる

  • 平凡受けが「おもしれーヤツ…」と美形攻めに見初められる

  • 風邪ひいた受けの家に攻めが突然訪ねてきてイチャイチャ

  • 受けが悪役に攫われて攻めが助けにくる(これ見たときベタすぎて嘘でしょ?!wwと声出たし笑いすぎて◯ぬかと思った) 

などなど…
大ベタ展開をさも当然のように真面目に演じてくれているのが助かりすぎる。
コップンカー。

③ところどころ雑・トンデモ展開でツッコミどころが多い

おおらかな国民性が影響してか、ところどころ雑な設定やご都合展開、「そんなこと起きるわけないだろ!!」というトンデモ展開が出てきたりしてめっちゃ面白い。元気出る。
DMDの『Cutie Pie』(とくに2)、GMMTVの『A Boss and a Babe』は1000回くらいツッコミながら見た。

攻めの俳優はめちゃくちゃかっこいい端正なビジュアルをしているわりに、仕事の描写が雑だったりしてめっちゃ面白い。(私がまだ見たことがないだけで、リアルなお仕事ドラマもあるかもしれない)

④とにかくキュンキュンする

おもしろ展開もあったりするが、歯の浮くような甘々セリフを言うシーンなどを見るとときめきすぎてニヤケが止まらなくなる。

あまりにも理想的すぎるシーンを見すぎて理想が上がってしまうのではないか、現実見れなくなってしまうのではないかと危機感を感じたりもするが、タイBLドラマを見ているとニヤケが止まらず口角がギャン上がりするので、笑わずに生きるよりも健康にいいのではと思う。

⑤YouTubeで無料で見れる作品もある

作品によってはU-NEXTなど有料配信サービスでしか見れない作品もあるが、YouTubeで無料でシーズン全話(12話とか)見れる作品もある。
複数のサービスに登録するのも意外と出費になるので、無料で見れるのはありがたすぎる。

日本語字幕がない作品もあるが、英語字幕をYouTubeの自動翻訳機能を使って日本語で見れたりするのでなんとかなる。(真剣なシーンでちょっと面白い訳になったりもするけど)

また作品だけでなくて、バラエティ的な企画動画も見れるのでありがたい。
GMM TVがコロナ禍にやっていた、俳優がひとつ屋根の下で1週間の共同生活を行う様子を生配信するというSAFE HOUSE LIVEという激ヤバ企画の動画は1本5~6時間もする。

⑥作品数が多い、全然見終わらない

ハマって驚いたことの1つが、作品数がめっちゃ多いということである。
まとめサイトによると350作品ほどあるらしい。多い…

土日に1作品(1シリーズ)を見るとしても、350作品÷4週(1ヶ月)=87.5ヶ月=見終わるのに約7年かかる…!!!
土日で2シリーズでも3年半…見終わらない…!!!
しかも各社から年々新作出てるから増えていくし…

「次どれ見ようかな♪」というワクワクが全然尽きなくてありがたい。

⑦ガッツリ絡みのシーンがある

『Love in The Air』を見たとき、キスシーンなどの絡みのシーン(NC(No Children)シーンというそう)が思ったよりも全然ガッツリあって驚いた。え、良いんですかそんなに見せてもらって?!!?!という感じだった。(制作会社や作品によって程度の差はある)

『Love in The Air』はNCシーンのカット版はYouTubeで見れるが、カットなし版は課金必要というのもなんともまたオモロい。
※良いコンテンツにはお金を出すべきだと思うが、エッ…なシーンを見たいならお金出さないといけないという状況自体がおもろい(オタクならわかってもらえると思う)

俳優・カップルについて

⑧設定が多い

タイBL俳優は個性的な人が多くて面白い。みんなキャラ濃すぎ。

例えばGMMTVに所属しているJimmy氏は現役の医者(皮膚科医)をしながら俳優活動していて、時折SNSには医者のすがたがアップされる。
BL俳優兼医者ってどういうことなん??!

また、私が今のところ気になっているJoongくんも設定多いなと思っている。

  • タイ語の他に中国語・トルコ語・英語が話せる

  • 一家を背負う苦労人

  • NCT(K-POPアイドルグループ) テヨンの強火オタク←かわいい

  • SNSのアイコンが呪術廻戦・五条悟と夏油傑(なんで???)

  • ダンス踊れる、ちゃんと上手い

  • この整った顔、187cmの高身長で大型わんこ属性

JoongくんのXアイコン(2024.02.19現在)
JoongくんのInstagramアイコン(2024.02.19現在)

設定多いよ!!

⑨面白い

ざっくりした見出しにしてしまったが、タイBL俳優はとにかく面白い。
個人的に好きなのが攻めと受けが逆カプ抗争を繰り広げるのが面白い&萌える。
GMMTV所属のカプ・ForceBookのForceは逆カプ(BookForce)絶対許さないマンとしてX(旧Twitter)を荒らしていてめちゃ面白い。

ポスト内容のGoogle翻訳「もうやめてもいいですか、お嬢さん?」
オタクにすらバチギレリプしている。

⑩いろんな組み合わせのカップルがいる

ほぼ最初に見たのが『Love in The Air』だったため、スパダリ攻め✕かわいい受けというのが多いのかなと思っていたが、いろんな組み合わせがいて楽しい。

私が最近好きなJoongDunkはドラマでは攻めがとにかく優しいスパダリさもあるが、本人たちは男女っぽいカプというより男友達という感じなのが良い。

ForceBookは幼稚園から高校まで同じ学校に通っていた幼馴染で、ドラマ撮影の顔合わせで数年ぶりに顔合わせたらしい。
幼馴染でBLドラマ演じるのたまらんすぎる。

タイBLではスパダリ攻めが人気なのかと思いきや、いかつい見た目のほうが受けで平凡メガネくんぽいがの攻めのパターンもあったりして楽しすぎる。
※これは役の話

⑪CPの組み合わせが天才的すぎる

いろんな作品を見たり、いろんなCP(カップル)の関係性・エピソードを知るたびに思うが、どのカップリングも神采配すぎる。
ビジュアル面だけでなく、バックグラウンド・性格など全部のバランスが絶妙すぎる。

JoongDunkもForceBookも、dunk・bookどちらも攻め役でも全然いけそうなのに、より攻め力(ぢから)が強い男を連れてきて受け役にするところがすごい…。ありがたすぎる采配…。

⑫CPが固定で複数作品撮る

相手固定厨にとってありがたいのが、カプが固定で複数作品撮る点である。
同じカプが1作目とは全然別の設定で2作目を撮ったりする。
これがパラレル、if設定みたいでまた良い。

俳優さんよっては特定のカプを作らず個人で活動している人もいる?ようだが、カップルで活動している人たちはだいたい固定なので本当にありがたい…………。

⑬CPがずっと一緒にいて、供給が多い

映像作品は年に数本だとしても、カップル・個人でさまざまなイベントに出ていて、時期によってはほぼ毎日一緒にいるんじゃないかというカプもいる。

ファッションブランド、化粧品ブランド、家電メーカー、食品メーカーなどさまざまな企業が主催するイベントに2人もしくは個人で出ている。

毎日のように本人たちがSNSにお互いを載せる写真や、イベントでファンが撮影した写真が上がってきて供給が多くてありがたい。

⑭CPのエピソードがすごい

ドラマか?!と思うようなカップルエピソードが多くてすごい。

DMDの大人気カップル・ZeeNunew(じぬぬ)はZeeくんのスパダリムーブがすごいエピソードが多くて調べながらどういうこと?!!!?とipadの画面割った。(誇張)

  • Nunewの大学の卒業式にポルシェのカイエンで乗り付けてプレゼントを渡す

  • Nunewの誕生日にクルーズ船の上でBVLGARIのリングを渡す

  • バレンタインにZeeくんのために手作りチョコを作るNunew 

などなど…
どのカプも調べれば調べるほど激ヤバエピソードが出てきて楽しすぎる。

⑮案外日本に来る

意外だったのは案外日本に来ることである。
カップル・個人のファンミーティングや会社全体のイベント、タイフェスなどのイベントのゲストとして来たりと年2~3回来る俳優もいて(もっと来てる人もいるかも)、下手したら日本の俳優・アイドルよりもタイBL俳優のほうが会える場合もあるんじゃないかと思う。

⑯CP2人と写真が撮れる

ファンミーティングなどのイベントではアイドルなどと同様に特典会がある場合があり、推しからサインをもらえたり、好きなカップル2人+自分で写真が撮れたりする。

推しカプの間に入って3人仲良く撮るもよし、推しカプをくっつけて自分は添え物になるもよし…(ポーズや並びにルールがあるイベントもある)
まさか推しカプと写真が撮れるとは思ってもいなかったのでそんなんアリ!?!と驚いた。

チケ代と合わせると3万円以上するのでまあまあなお値段なのだが、何十万も積まないと推しと写真が撮れない界隈から来ると全然安く感じる。(麻痺)

おわりに

タイBLにハマってから毎日がトキメキや驚き、笑い、新たな発見でいっぱいで楽しい。こんなに楽しいなんて…もっと早くハマっていればよかった…とも思うが、これからの人生の楽しみができた。

少しでもタイBL興味を持ってもらえたり、共感してもらえたりしたら嬉しい。


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