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GoTo トラベル実践記

GoTOトラベルの詳細・最新情報については、観光庁:Go To トラベル事業関連情報HPをご覧ください。なお、この記事を書いた7/24現在、日本旅行業協会HPQ&A(pdfファイル)があり、旅行代金の35%相当額が還付される見通しです。観光庁のGo To トラベル事業 事後還付手続きのご案内(pdfファイル)によれば、8/14から9/14までの間に申請し、その後、還付される見通しです(時期不明)。なお、地域共通クーポンは、9月以降(具体の日程は改めて公表予定)の旅行からの発行を予定しているため、旅行代金合計に対しての50%支援は、それ以降になるようです。

なお、旅行内容は、7/23-24の1泊、現時点では、投宿先から宿泊証明書と、支払い明細および領収書の発行を受けており、これをもって申請してください、とのことです。もちろん現時点では全額支払い済みで、いつ還付されるかはわかりません。

ということで、経緯を込みで書いてみます。もともとこのキャンペーンは、

感染拡大させるな、三密を防げ、不要不急の外出を避けろ
医療に負担をかけるな、コロナに感染するな、PCR検査は受けるな
県をまたぐな、大人数で飲み食いするな、年寄りと若者は特に避けろ
でも旅行に行け、旅行業界に金を落とせ

という、無茶な方程式を解かねばならないキャンペーンなのですが、県をまたがず、近距離一泊旅行で、片道2時間以内、家族のみでひっそりと行き、現地でも感染対策を十分に講じ、安易に人と会話を交わさなければ問題はあるまい、ということで計画してみたものです。

実際に自分でやって実体験してみるのが私の流儀ですから。それに、政府のご指示には、何一つ反しておりませんので(笑)

まずホテルの予約

旅行代理店に行って聞いてみたのですが、GoToトラベルキャンペーンに関しても、システム構築が全く整っておらず、宿泊証明書を受けて、還付を受けてくださいとしか言えません、還付もいつになるかは全く保証できません、ご理解の上ご利用をお願いいたします、とのこと。本来は、還付のような現金給付でなく、割引にて対応するのがこのキャンペーンの趣旨なのですが、今は急遽なのでそれしかやりようがないと。

なお、予約はいっぱいで、ほぼ最後の一部屋、みたいな状態でした。予約したのが22日ですから当然でしょうか。統計などありませんが、代理店の方の話だと、私のように「県内ならいいだろう」と言って、神奈川県内から予約された方が多数いたそうです。皆さん同じことを考えるものだなと。
ちなみに交通手段としてレンタカーも考えたのですが、もうこれは当然と言うべきか、完全にいっぱいで、各社全て、全くどうにもならない状態。
ということで、電車にせざるを得ず、混雑を覚悟、不織布マスクとアルコール除菌液をたっぷり持って出かけました。

以後、旅行中の状況について個人的感想

結論を言うと、行き帰りの電車(東海道線)は空いてました。一つ空けて座れる状態。
一番混んでたのは、箱根湯本から先の箱根登山鉄道。強羅までの40分は座る席も、できるだけ他の人と距離を取れる席を早めに確保。一方、ケーブルカーとロープウェイは、人数制限をかけているので、安心して乗れる状態だと私は感じました。

私が見た範囲内ですべての人のマスク率100%。ホテルはもちろん、飲食店やお土産店も、マスク率・アルコール設置率100%。また、数か所では検温も実施され、ホテルにはサーマルカメラもありました。
夕食と朝食はホテルで。広い空間が確保され、隣の方とは軽く2m以上空いており、全く不安のない状態。
今回、「観光地のお約束、大地雷飲食店」を引いてしまうという大失敗をしたのですが、そんな超ハズレ飲食店でも、アルコールもマスクもあり。

あくまで個人の感想ですが、現地の観光業者の皆さんも、そしておそらくは観光に来ていた旅行者も、全員、共通して、

「もし感染拡大要因になったら社会的に抹殺される」

ことはわかっていたんじゃないかと思いますね。

ご高齢の旅行者の方には、私は会いませんでした。若いカップル、女性の少数団体、小さな子供を連れたご家族、は結構見ましたが、大人数団体はなく、皆さん、とてもマナーは良かったですよ。

個人的には、所かまわず酒を飲んで傍若無人に振る舞い見境なしに迷惑をかけるオッサン年寄り団体に全く遭遇しなかったのはホッとしましたが(笑)

帰着現時点で、全員、体温も血中酸素濃度も異常なし。まぁ、ここで感染したのなら1週間か10日後に発症になるでしょうから、今の数値はアテになりませんが、常識の範囲内で十分な対策ができたとは思います。

もしご希望の声があれば、還付金の入金までご報告することは可能ですが。

サポートしてくださるなら、それは奇跡としか思えません。心より、感謝申し上げます。