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7.24 きょうおもったこと

薮伊豆四人会

まずはこの最中の開催、また、ご来場くださいました方にお礼を申し上げます。ありがとうございます。マスクをしたままお聴きいただく、これも新しい様式なんでしょうね。すっかり、慣れました。

あたりまえのように、楽屋でマスクを外して支度してましたら、誰も外さない。あ、そうか、新様式なのか、これも。

2011年3月の震災のときに、ぼくらは心底からはしゃげなくなった。と、思いましたが、今回もだいぶそれに似てきたのではないでしょうか。

ま、わたしの昨日の噺ははしゃぐネタではないので、よかったのですが。

薮伊豆の前で粋歌と別れ、東京駅へ。なんとなく喋りながら、ただ、だらだら歩くのが嫌いなんで、わりと足早に駅へ、駅へと。やっぱり、誰もなんにも言わないので、そのまま、八重洲中央口の改札前へ。

このなかだと、だいたい「行くか?」てなるのはわたしで、となると、断りにくかったり、また、断られたりするのもイヤなんで、改札から入ろうとすると、彩大だか、三語楼だったかが、帰るんですか?って。行くの?行きましょうよ。で、また横断歩道をわたって、八重洲へと。行くなら、まっすぐいきましょうよ。

三語楼は仲間との会が4ヶ月ぶりで、やっぱり仲間と飲むのは最高だって。そりゃ、よかった。やっぱり、おれたちゃ藝人はムリヤリにでもはしゃいで、笑わなきゃって思った夜でした。

粋歌の昨日の噺は『新しい生活』。

新しい生活において、落語会を開くことも、出演することも、落語を演ることも、打ち上げに行くことも、仲間と飲むことも、デートに誘うことも、なにが正しくて、なにがまちがってるのか、そんなことわたしにもわかりませんが、間違いもひっくるめて「わたしがやることがわたしにとって正しい」。そう言い切るには慎重にならなきゃいけないこともあるし、開きなおることもあるでしょうが、それがわたしの「新しい生活」です。

きょうはこれから、2月以来の寄席の高座です。

なんの日だかわからない祝日
多摩川近くの自宅にて

書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。