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【落語】9.29 深川ひるま寄席
花ごめ、来る。
はな平の代演で、柳家花ごめが来演。
花ごめとは、蒲田ひるま寄席以来でしたし、この会の代演ははじめてでしたから、ちょっと新鮮でしたね。
はな平のお目当てさんは、申し訳ありませんでした。ご家族の濃厚接触者ということでした。
短 命/三遊亭 司
そんな「濃厚接触」のはなしからの『短命』。たまたま前日にはなしを訊いた、やはりご家族 ── 娘さんの、濃厚接触者になれなかったお父さんのはなし、病のはなし、本題。
この会でも何度か『短命』はかけているのですが、とても素直な反応でした。落語って、このキチン、キチンとしたウケ方をすると、ホントたのしいですね。
壺 算/柳家花ごめ
そんなわけで、ひさしぶりの花ごめ。
花ごめの落語は、マクラから本題の自然なつながりが、とても聴いてて心地よくて好き。あとね、アニメの男の子声なんですが、それもよく落語に合ってると思うんですよね。そんな花ごめは『壺算』。
この噺をはじめて聴いたとき、なんて落語ってすごいんだろうって思いました。こんなこと誰が思いつくんだ?って。『文七元結』や『鼠穴』とは、まったくちがう感動です。
唐茄子屋政談/柳家小志ん
この頃、慣れてきてしまったのか、小志んの落語が佳く聴こえることが、時々あります。小志んの場合は、圧倒的に力が入り過ぎというか、稽古し過ぎなときよりも、力が抜けているときのほうが圧倒的にいいんでしょう。そして、政談まではひさびさに聴きました。
さて、今回もご来場ありがとうございました。次回は、すぐです。来週、10月13日。小志ん、はな平、揃って出演いたします。
そして、お願いとおしらせですが、令和5年1月の公演より、深川ひるま寄席は1500円から2000円に値上がりいたします。今後とも精進わ重ねてまいります、よろしくご理解をお願い申し上げます。
書くことは、落語を演るのと同じように好きです。 高座ではおなししないようなおはなしを、したいとおもいます。もし、よろしければ、よろしくお願いします。 2000円以上サポートいただいた方には、ささやかながら、手ぬぐいをお礼にお送りいたします。ご住所を教えていただければと思います。