どうぶつピース ぽっちゃり犬ダイエットSP

なんか気が向いたので、しょうもない話ですが動物や人間との向き合い方について書きます。

犬を飼っていた時に、思っていたこと

私は動物が好きで、ペットの飼い方について、若干こだわりが強いと思う。

昔、実家で犬を飼っていたときは、犬におやつをあげすぎないよう気を付けていた。他の家族はわりとよく人間の食べ物をあげてしまう。味付けの濃いところは拭う程度の注意の仕方だ。

なんというか「犬がかわいい、犬に気に入られたい」のと「食事中にねだってきてあげてしまう」のとは別の話じゃないかと思ってしまう。

それから、飼っていた犬はドッグフードを嫌がっていて(栄養が整っているのだけど、そりゃおいしいものではない)、いろいろ銘柄を替えても食べない犬であった。遊び感覚で食べられるように、ご飯の時間は私が粘っていた。フードを一粒ずつ床にぽんと投げると、好きなおもちゃのボールを投げてもらったのと同じ気分になって、ちょっとずつ食べようかという気を起こしてくれる。

こうやって、食べない犬に一粒ずつ投げてあげるのはとても楽しい行為で、今でもやりたいくらいだ。自分の特技と言ってもいい。

ダイエット企画番組

テレビ東京の「どうぶつピース」という番組で、かなり太ってしまったパグと黒柴のダイエット企画をやっていた。
パグの飼い主は「これしか食べないので…」という感じで、ドッグフードではなく、おやつばかりあげてしまっていた。
肥満で健康にも悪影響が出てきているので、いよいよダイエットを開始する。飼育トレーナーがやってきて、ドッグフードをあげるようにと指導される。
飼い主はフードをあげることを諦めているのだが、お皿の近くのクッションなどに一粒置いてみたりして注意を引いてください、というアドバイスがなされる。その通りにしてみると、最初は戸惑ったパグも渋々フードの粒を食べ、続いてお皿に入れたフードも食べることができた。喜ぶ飼い主。

それを見ている私は、飼い主に厳しい目になっていたので、「ほらね、おやつばかりあげたらダメだ。一粒ずつ勧めたりしたら食べるようになるよ」と思う。

最近は犬に触れていないのだが、以前飼っていたときの感覚を思い出した。

犬を飼っているときに、散歩先で他の飼い主もたくさん見たのだが、甘やかしてる人に否定的な目になってしまう。
そんなに極端に甘やかしてる人がいるわけでもなくて、大体の人は望ましい飼い方についてのバランスの取れた考えを持っているのだが。

そして、フードの食事に成功したパグと飼い主を見た、オードリーのコメント。
若林「お母さんもがんばりましたね〜」
春日「これはいいぞー」


人間が中心

うわーーーーーー……
そうか。そうなんだよな。人間がまず居て、人間の趣味としてペットを飼ってるんだよな。

犬を飼っていたときも認識はしていたし、いま飼っている猫の動物病院に行ったときなども、そういう扱いはされるのだが、ひさしぶりにドッグフードあげさせる関連の話のことを考えていて、うっかり忘れてしまった。

飼い主さんが頑張ったんだよなー。
テレビの企画に出て、出演者に労ってもらったら嬉しいよな。

私が衝動を制御するのに長け過ぎてる?というのか。
動物好きでもドッグトレーナーになったとして、チャレンジに成功した飼い主に、「ほらな」って厳しい目になってたりしたら、やばいところだわ。

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