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僕らが最後に手にするものは その11

どうも。ラッキーマンの歌が無性に聴きたくなった僕です。

まずはお知らせから。

EN劇集団さんたばっぐ解散公演ラストプレゼント
「僕の右手に君の手を」
2024年1月27日(土)28日(日)
岡山県天神山文化プラザ

電子チケット
一般3,000円
高校生以下1,000円
当日精算券・当日券
3,500円

いよいよ2週間後となりました。
お席ビックリするぐらい良い席沢山ご用意できます。
ドシドシお願いいたします。


稽古が急ピッチで進んでいます。
ほぼ毎日稽古があります。そのぐらい急ピッチです。

演劇はチーム戦です。
人間が多数関わるという事は、それだけの人生があるという事です。
仕事や学校、プライベート。それを投げ捨てて演劇に挑むのはあまりオススメしていません。「僕には(私には)芝居しかないんだ!」って豪語するやつの芝居ほど、自分勝手で観てられない率が高かった。

役を演じるという事は、その役を演じる自分がどんな人間なのかを知る必要があります。自分が思う自分。他人から見た自分。親から見た自分。子供から自分などなど。

しかも自分は日々アップデートしている訳で、そのアップデートが役に影響しなきゃ可笑しいんですが、何年経っても同じ芝居しか出来ない大人を見ると、とても悲しい気持ちになります。

地方の社会人劇団なんか、数少ない時間のやりくりの中稽古します。
そして時期によっては、参加の比率が極端に変わることもあります。
毎日稽古に来れる人もいれば、そうでない人も出てきます。

その差によって不平不満が起きる現場も数多く見てきました。

でも僕達はチームです。自分基準で差別しちゃダメです。

稽古に出られる人は、稽古で日々変わる自分の役のアップデートをしつつ、居なかった人へ情報共有したり、実際に動いてみたり教えたりします。
人に教えることによって、改めてそのシーンを見返すこともできるし、自分が出ていないシーンであっても、シーンの繋がりを意識できるので絶対に役立ちます。

稽古に出られれない人は、稽古場での稽古だけに甘えず、自分自身で稽古を重ね、台詞を覚え、参加できる短い時間に全集中することで、新しい化学反応を生み出します。

僕達は褒められたいから演劇をしている訳じゃない。

大切な時間やお金を使って観に来られるお客様に、観に来て良かったと思ってもらいたい。楽しんでもらいたい。

その為に、皆がやるべきことを最後までやり続けます。

今回のメンバーは安心して任せられます。

ほぼ。

今日は広い稽古場での後半通し。
頑張ります。


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