広島市内の中学受験 志望校選びの一助になりますれば。

広島学院中やノートルダム清心中は基本的には「先生の学校」です。親が何らかの先生であるか、本人がやがて先生になるという意味です。医者・学者・お役人になるための学校だと思ってます。ときどき修道中学向きの子や女学院中学向きの子が紛れて合格してますが、かなり馴じみにくいと思います。体育祭・文化祭・修学旅行等の行事があっても、終わればサッと潮が引くように学習に意識が向くような子たちです。(話題の自民党の河井克行さんも学院でしたかね)


修道中学や女学院中学に向いてる子は体力がありましたね。粘りが効く子が多かったです。私のイメージ的には、修道中学や女学院中学の子の体温は他の学校の子たちより少し高いのではないかと。こちらは行事があればある程度余韻が残るような子たちです。


附属はアドリブのきく子、自分の意見が言える子です。学習以外に一芸ある子や、自分の意思がはっきりある子ですね。親に指示されて動くような優等生にはハードルが高いです。

附属小学校からの内部進学では、在学中にあれこれもめ事を起こした親子は中学受験で放校される傾向がありますね。安田小学校や三育小学校でしたら、あくまでも生徒や親は「大事なお客様」なので、揉め事があっても内申などで不利にはならないと思います。しかし、附属の先生は私学の先生ではありませんので、誰かの顔色を窺う必要はないのですから。

附属の国語の試験問題で、出題された漢字が受験票の中にあった年がありました。それを試験中に公表してその問題は採点外の扱いとなりましたが・・・それって単なる出題ミスでした?30年以上附属を見てきて私は、そんな印象を受けております。

どの学校も不登校生が数人でますが附属に不登校生はほとんどいないのではないですかね。男子も女子もみんな楽しくやってます。「中学受験で一番恩恵を受けてるのは附属の女子」だと私は個人的に思ってます。いろんな場所やいろんな背景を持った子が集まって、いろんな体験をしていく中で見識がが広まり、自分の個性に合わせて物事に対応していく能力が逞しく育ってるように思います。人間の本質的なもの「好きこそものの上手なれ」を地でいってることが、楽しくやってる、楽しく生きてる基だと思います。


崇徳も男女共学になってます。城北もやがて男女共学になるようです。城北中や安田女子中には優しい子が多かったですね。

時代は大きく変わってますので各学校の傾向は残ると思いますが、もちろん絶対ではありません。

昔話として、聞いて頂ければ十分です。

追伸 それぞれの学校の卒業生に各方面の有名人もいますので調べてもいいですね。学院は風見しんごさん。修道は吉川晃司さんや亀井静香さんがいますね。女学院は元NHKの青山祐子さん。附属はテレ朝の大下容子さん。



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