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この投稿は脈絡のない昨日②

立て続けに二つ目を。

今回は、ちょっと恥ずかしいけど、高校生のころ自分で作った曲の歌詞を二つ投稿します。

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「降る夜」
朝帰り 逸れた視線 不揃いな靴
眠る前 冷えた布団 不安定な心
離れてく 髪なびく 光るまつげ
全部全部 溶けていく 静かな幸せ
溢れて止まらない思いは上手く書けずに
確かに目を引く朝 君が見えない
星降る夜 あたりまえは崩れて
二人だけの秘密も時間もやりとりも 瞬く間に消えていく
あの先は見えない 滲んで シミになった

「まよなか」
いつのまにか好むのは暗い曲になった
好むのは暗い小説になった
朝は好きだ。昼も好きだ。
夜は少し、怖いはずなのに。
ハサミで切るちぎれかけのボタン
勢いあまって刺さった針が なかなか抜けなくて痛い
うすくうすく削られていく自己 今はもう残りわずかです
会いたいな 会いに行こうか
逃げてみたいな 誰もいない世界
優しくて 少しかげった夕日みたいなあたたかい手を
ハサミで切る破れかけのシャツ
勢いあまって滑った 傷がなかなか閉じなくて痛い
うすくうすく削られていく自己 今はもう残りわずかです
飛びたいな 飛んでみようか
逃げてみたいな 誰も来ない世界
優しくて 少し鋭い朝日みたいなあたたかい目を
目を閉じて眠れる場所に 目を閉じて眠れる場所へ

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んー、恥ずかしいね これ。 ちょっと補足説明だけ。
どちらも夜がテーマで、その裏に失恋とか対人関係に対する恐れが組み込んでいる(と、自分ではそう考えてる)んです。
歌詞とか小説を書く時のアイデアは、その時の自分の感情を優先しがち。
あとはそれをいかに具体的に書かないか。
何が言いたいの?つまりこういうこと? っていう人それぞれの解釈に委ねるような書き方をしたくて、模索してる。

ということで、
第二回目は高校生のときの失恋と対人関係の悩みを書いた歌詞でした!

この投稿は脈絡のない③につづく。

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