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おじさんのニオイ問題へのおじさんなりの回答

おじさんが臭いからなんかもっと対策してくれ!って書いた人が炎上していた。まぁ燃えてしまった理由は色々あるとは思うけれど、実際のところ臭いの問題ってむずかしい。

汗臭さに加齢臭、なまがわきの臭い、口臭に体臭に言い出したらキリがない程いろいろある。

最近は香害なんていう言葉もあって、柔軟剤の香りの化学物質で体調を崩すような話もある。香りの感じ方はホント人それぞれだし、ある人にはいい香りでも他の人には耐え難き悪臭に感じるパターンもある。

そういう自分も40代男性…世の中的にも臭い側と臭くない側があるとしたら、残念ながら前者のチームだろう。チームメイトのみなさんには仲良くしてほしい。


臭い自覚しづらい問題

臭いの問題がめんどくさいことになりがちなのは、個人差もさることながら自分自身の臭いは自覚しづらいという点が大きいだろう。つまり、臭いチームに属しているのに自分は臭くないチームだと思っている人が多いってことだ。

これが悲劇の原因であり、ずっと臭かったのに誰も教えてくれず、でも実はクセものだと思われていたというショックが人を発狂させてしまう。なかまだと思っていたのに…泳がされていたなんて!?

かくいう僕もチームクセもの側であると気づいたのは結婚して妻から言われてからだった。

うちの妻は嗅覚が良い方のようで、僕が気づかないような匂いにも敏感、赤ちゃんのオムツ変えに気づく早さも、部屋のどこかに隠された給食で食べ残した焼き魚にも気づく。給食を残したら怒られると思ってティッシュで包んで持ち帰るも、捨てるに捨てられずに棚の奥に隠したらしい。頼むからやめてほしい…

40年鎖国中の鼻孔

そんな警察犬並みに嗅覚抜群な妻に対して僕は40年近いアレルギー性鼻炎のベテラン勢、花粉症まで発症しているので鼻孔はいつでも鉄壁の濁流でふさがれている。花粉もハウスダストも入れる気は無いが、香り成分も入ってこれない。つまり、嗅覚がほぼほぼ封印されている。

節穴ならぬふさがり穴なので、自分の体臭にも無自覚に生きてきた。しかし結婚生活も10年を超えると夫婦の間に遠慮なんてものはカケラも残っていないので、汗臭さから加齢臭まで悪臭はすぐに報告がくる。

はじめて自身の異臭を報告されたときはなかなかのショックだったが、何度も指摘されているうちに本日の日替わりメニューはそんな感じなのね、くらいのノリで聞けるようになった。じゃあシャワー浴びてこようかな、生乾き臭が少しするなら着替えて洗濯しようかな、で終了。


ニオイ対策はシャワーと運動が効果的

特に夏場になってくると寝ている間にもかなり汗をかくようで、起き抜けから汗臭かったりする。そうなってきたら夜のバスタイム以外に朝もシャワーを浴びる。冷やし中華はじめましたみたいな感じで朝シャワーが始まり、秋になるといつの間にかその習慣が終わる。

ニオイ対策としてはシャワーを浴びるのは有効だし、体をうっすらと包んでいた膜みたいなものがなくなり、気のせいか冷房も体感すずしく感じられる気がする。気分って大事だ。

あとは毎日の運動習慣。この酷暑の中で運動するのはモノ好きだと思われそうだが、適度な汗をかく習慣があるかないかで汗のニオイは変わるらしい。らしい...というのは、僕の嗅覚はそんなナイーブな差異を検出できないから妻に聞いたところの話だ。

そんなわけで、少し役立ちそうな話ができたところで、今日の運動とシャワーをすませてこようと思う。そうそう、耳の後ろと足の指の間をしっかり洗うのも良いらしいので、クセもの側のみなさんはぜひ試してみてほしい。

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