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Diptyqueキャンドル感想

アロマキャンドルを使い出したのは、コロナのstay homeの頃。
ちょうどその頃、誕生日に友人からDiptyqueのミニサイズのキャンドルをいただき、その後長い長いおうち時間でいろいろ試す中ですっかり生活の一部となった。
香水のレビューは世にたくさんあるが、キャンドルの香りのレビューは香水と比べるとまだまだ少ないので、参考までに実際に購入したことのある香りについて感想を記録する。


余談だが、ディプティックは190gのクラシックキャンドルと、70gのスモールサイズの2種類のキャンドルが存在する。(ホリデーシーズンには35gサイズのコフレも登場する。)
ヨーロッパの天井が高い家では190gサイズがちょうど良いのかもしれないが、日本の家の個室は天井も低く、狭く、かつ機密性も高いため、190gサイズだと香りがきつすぎて酔ってしまうこともしばしば…。
個人的には都市部のワンルームだと70gサイズでちょうどいいと思う。
なお、70gサイズは予告なく廃盤となることもままあるので、注意が必要。
(以前70gサイズを気に入って購入していたサンタルやバニラは、2024年現在廃盤となり、190gサイズのみの販売となっている。残念…。)

FREESIA(フリージア)70g

フリージアがプレゼントでいただいたファーストキャンドル。
癖のない軽やかなフローラルで、ローズのように甘すぎず、ミモザのようなパウダリーさも少なく、年間通して使いやすい香り。
さっぱりとしたフローラルという印象。
(家族にはサウナラボの香りに似ているとも言われる。)

その後も様々な香りを試したが、結局手に取る頻度が一番高い香りがこのフリージア。
使い切った上で、リピートで購入もしている。
体調や季節、天気を問わず、使い勝手の良い香りなので、初めてキャンドルを試す方に強くお勧めしたい。
70gサイズの販売があることもポイントが高い。

BANILLE(バニラ)70g

スモーキーさが全面に出た大人なバニラ。
JILL STUARTのような甘い少女らしいバニラや、グルマン系のバニラがお好きな方には向かないが、個人的にはあまりにも甘すぎる香りで部屋全体を充満させるのは苦手なので気に入って使用していた。
このスモーキーさがアロマディフューザーではなくキャンドルを使用する醍醐味のようにも感じさせてくれる香り。

ただ、70gサイズは廃盤となったそう。
190gサイズだとかなり香りがきつくなるようにも思うので、いい香りなだけに残念…

SANTAL(サンタル)70g

クリーミーな甘い香り。パウダリーとも違う、奥行きのあるもったりとした湿度のある甘さ。
ウッディ系として初めて購入したのがこのサンタル。
スパイシーさは感じず、そこまでウッディ感も強くないが、やはりフローラルの甘さとは全然違う。
癖が少なく割合に試しやすい香りだと思うが、やや単調にも思える。
サンタルも割とコンディション問わず手に取れる香りで、出番が多く、すぐに最後まで使い切った。


BAIES(べ)70g

おそらくブランドとして1番プッシュしている香りがBAIESだろう。
カシスとローズの香りということだが、甘さと尖った青々しさのバランスが良く、万人受けしそうな香り。
香水として自身から香らせたい香りとは少し違うが、空間に漂うと心地よい香りとも言える。
女性らしさは残しつつ、少し大人なお洒落な雰囲気の部屋にしたい…という方に、おすすめ。

ROSE(ローズ)70g

濃厚というよりは瑞々しいローズの香り。
香水にありがちなもわっとした芳醇な香りではなく、あくまでもフレッシュで軽やかなローズ。
公式の紹介文を読むと、“5月のローズ”とあり、納得。いい意味で予想を裏切られた香り。

MIMOSA(ミモザ)35g

公式の説明文では“ハチミツのようなノート”とあり、期待していたが、実際にはかなりパウダリーな印象。
パウダリーなホワイトフローラルがお好きな方にはおすすめ。
フリージアやローズと比べると、空間に留まるような、少しまとわりつくような甘さが特徴的。

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