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#043 夏祭りに出店2 - 準備/買出し編

前回は夏祭りプロジェクトのキックオフとして中学生中心にメンバー集めの話でした。事前に準備したことや集めた物資などを具体的に書いてみたいと思います。

前回までのお話

いろいろ話し合い中学生らが決めたメニューはこれ!
[食べ物]
たません・・・大判えびせんべいに目玉焼きお好みソース/マヨ
チーズたません・・・たませんにスレッドチーズをのせて
たまたこせん・・・たませんに冷凍たこ焼きを2個トッピング/マヨ
スパムたません・・・たませんに焼きスパム追加

チョコバナナクリームせんべい・・・バナナ、生クリーム、チョコソース、
クリチはちみつせんべい・・・クリームチーズとはちみつ
クリチ-キムチせんべい・・・クリームチーズとキムチ
[飲み物]
瓶コーラ
ペットボトルソフトドリンク・・・お茶とジュース

更に友人が同じテント内で冷やしきゅうりを出品
結構、種類が増えてしまったのでコーヒーはやめました。
オペレーションが複雑になりそうな予感、失敗もありなのでまずはやってみました。


オペレーションを検討(生産技術)

保健所に申請を出すにあたっ仮の図面を作りました。それが以下のレイアウトです。このときは手軽にパワーポイントで作成。随分ざっくりしていますがこれだけで足りるわけはなく、実際に必要なもの(クーラーボックスや食材など)を並べたら幅2700x奥行3600はかなり狭いことがわかりました。(配置図 初期)

配置図 初期

2W前には持ち込む備品ががほぼが決まったので、同僚のTさんと一緒にオペレーションを検討しました。まずは正確な寸法を出すためにCADで平面図を作ります。やはり狭い。。。

次に
オペレーションです。材料から完成した料理をどう運ぶかの流れと注文情報の流れを検討していきます。このあたりはモノづくりのプロ二人で考えれば机上で計算はできます。

飲み物の動線と工夫した点は盛り付ける人と調理する人を分離です。
注文を取った人がトッピングをしてお客に渡せば情報の伝達が少なく
ミスが起きにくいため。
ポイントは以下
・注文と飲み物提供は左上のお勘定係が実施。
・焼き台では目玉焼きとスパムと冷凍たこやきを焼く
・焼けたらホットプレート(図中のH-Plate)で保温
・左下のトッピング係はせんべいの上に具のせてお客へ提供

始まるまでは以下のレイアウトを考えていました。
(シミュレーション後 配置図)

シミュレーション後 配置図

いざ、買い出し

実際にオペレーションを検討しましたが、物量がどれくらい必要かがわかっておりませんでした。また、概算コストを算出するために必要材料の仕入れ先選定と価格調査にR店長と行きました。

事前にリストアップしたアイテムを業務スーパーとドン・キホーテとアミカをはしごして価格を控えていきます。

主だったもので以下を買い集めました。
・えびせんはアミカ
・冷凍たこ焼きとペットボトル飲料はドン・キホーテ
・卵と瓶コーラは友人の飲食店経由で
・ソースや辛しマヨ、トッピングなどは業務スーパー
・ソースやマヨ容器はセリア
・飲み物を冷やす氷は業務スーパー
・給排水用タンクや備品はホームセンター
・テントと長机は主催者貸出
・折り畳みテーブルなどは各自の家から持ち込み

実際の買い出しはなかなか大量な食材で、車が無いと買い出しも難しいことがわかりました。
開催時間は7月29日(土)16時~21:00、7月30日(日)16時~21:00なので
常温保存できるものは開催日の1週間前に買い出し、冷蔵が必要なものは当日朝に買うことにしました。

採算検討と目標

採算レベルを把握してりお金の手残り(キャッシュフロー)を出すために
どれくらい売ればよいのか目標を立てました。

[最終版メニューと価格]
たません 300円
チーズたません 400円
たまたこせん 450円
スパムたません 300円

チョコバナナクリームせんべい 400円
クリチはちみつせんべい 300円
クリチ-キムチせんべい 300円
瓶コーラ 250円
お茶/ソフトドリンク 200円

材料原価は安いのですが焼台やブース出店料を加味し採算レベルはたません130個と計算しました。メニューがたませんだけなら103個売れれば採算は取れるのですが、トッピングを増やしたため余るであろう食材費も必要なのでちょっと多めに売らないといけません。
飲み物に関しては余れば原価道場の大人が原価買取でするので追加利益になるとして採算には含めませんでした。

参加加した子供ら5人が一日2000円くらいはもらえるといいなあということで2万円を稼ぐことを目標として再計算。たませんが193個売れれば達成です。(ジュースが一本も売れなくても子らは4千円もらえる計算)

ということで
今回は「たませんを一日100個売る」ということになりました

マーケティング

100食出すということになると結構多い感じがします。お祭りは久しぶりの開催なのでどれくらい客が来るイベントか見当もつきません。
できることはまず、知り合いは取りこぼさない。どぶ板営業でした。

ここで中学生チームが頑張ってくれました。
長男がなんとも味のあるクーポン券(たこやきトッピング)を描いてくれ、
R店長クラスのグループラインなどにCMを打ってくれました。

実はこのお祭りには、空手道場の子らで形/板割り/組手を披露するステージがあり親も含めてメンバー勢ぞろい。長男やR店長や私は空手道場で指導しているので、よく知った人がたくさん来るのです。このチャンスを活かさない手はありません。

しかしながら、一日100食売れるのか自信はありませんでした。

クーポン券

実施したマーケティング(クーポン配布)
・中学生の同級生ライン
・空手道場ライン

のぼりとメニュー

我が家のアートチーム(長男と妻)にポップやメニューなどを依頼したところ、数日前に出来上がりました。
妻はエンジンがかかってしまい。メニューは紙細工の切り貼りで。
のぼりは布を買ってきて手書き全開で作ってくれました。

お妻様「のぼり」を作る
メニューと貼紙
長男の貼紙

出陣の準備万端。いざ当日へ。次回は当日のハプニングや楽しかった様子をお話します。

では今日も頑張っていきましょう!
ばいちゃ!



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